あるきメデス

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春の彼岸に京都と彦根へ③ 彦根城と玄宮楽々園、彦根城博物館〈後半〉(滋賀・彦根)

2024-05-13 13:31:19 | 国内旅行

  2024年3月23日(土) 〈後半:玄宮楽々園と彦根城博物館へ〉

 

 彦根城の観光を終えて東北側に下り、中ほどにある黒門券発売所横から内堀を渡る。

 

 橋の先の一帯が「玄宮楽々園(げんきゅうらくらくえん)」。入口は少し右手なので、

そちらに向かう。

    

 

 少し先に「井伊直弼生誕地」標石がたち、そばに「槻(けやき)御殿」の説明パネルが。

 

 さらにすぐ先に「名勝・玄宮楽々園」の通路案内があり、それに従い11時30分頃、

まずは手前の楽々園へ。

 

 彦根城と彦根城跡のリーフレットから、楽々園について

 

 こちらが槻御殿の玄関↑のようだが、右手の竹垣のところから庭園に入り、開放された

屋なども外から眺めて庭園を一巡した。

 

 

 楽々園の観覧後、隣接する玄宮園へ入り、広い池の周りの周遊路を時計回りで一周する

ことに。

 楽々園と同じ、彦根城と彦根城跡のリーフレットからの玄宮園の説明

 

 中の島の見事な松

 

 かやぶき屋根の御殿も望まれる。

  

   

 

   南西側から望まれる彦根城の天守は、雨で少し霞んでいる。

   

 

   

 

 「鵬翔台(ほうしょうだい)」と呼ぶ建物。高台にあり、鳳凰が大空に向かって舞い上

がる場所、という意味で名付けられたと伝えられているという。

 

 

 ほぼ一巡して観覧を終え、正午過ぎに東南側の↓玄宮園東券売所の横から玄宮園を出た。

 

 内堀に沿って南へ、周辺のソメイヨシノはまだつぼみ。

 

 さらに進むと、二季咲桜と呼ぶ桜が雨に濡れて咲いている。

 

 内堀沿いには、間もなくの「桜まつり」のぼんぼりが設置されていた。

 

 内堀の南端付近から最初に城内に入った表御門橋を渡り、すぐ先の彦根城博物館へ。

   館の建物は、藩の政庁だった表御殿を復元したものだという。

   

           

               

 

 入口横にあった車、ナンバーは無いので移動範囲は城内だけのよう。

 

 館内では、代々彦根藩主だった井伊家に伝わった、“ほんもの”の美術工芸品や古文書な

どを収蔵・展示している。

       

 また、能舞台や江戸時代さながらに再建した藩主の居間、茶室や庭園も観覧できるよう

              

 

 撮影は自由なので、たくさん撮ったが、そのうちの目についた幾つかを。

 

 最初は「井伊直亮(なおあき)と茶の湯」のコーナー

 

  

 次は「武家の備え」コーナーへ。まずは「井伊の赤備え(あかそなえ)」

   

     

 

 「鬼神(きじん)の面」コーナーへ

     

 

 次は「幽玄の美」コーナー

     

 

 「数寄の世界」では茶道具などを

     

 

 その先に能舞台があった。

 寛政12(1800)年にこの場所に建てられた由緒ある舞台で、“彦根城能”や“彦根城

表御殿 夕涼み狂言の集い”などが開催されるという。

 

 「湖東焼」のコーナー

     

 

 一番奥は、江戸時代の表御殿奥向(おくむき)で、彦根藩の政務や公式行事を行う「表

(おもてむき)」と、藩主などが日常生活を営む「奥向(おくむき)」の空間からなり、

戸時代後期さながらに復元したという。

 最奥、藩主の居間である「御座之御間(ござのおんま)」から観賞できる庭園を眺める。 

 

   表御殿奥向から戻り、能舞台の先の展示へ。「雅楽の伝統」コーナーから。 

      

 

 さらに「風画のたのしみ」コーナーへ。

     

 

 「古文書が語る世界」のコーナー

 

 一巡したので入口に戻り、13時30分過ぎに彦根城博物館を退館した。

 

 表御門を出て往路を戻り、開国記念館横を通過して中堀の佐和口を渡る。中堀では、

船が通過した。

 

 いろは松を抜けたすぐ先、曲がり角にあった「十木泉」という店に入り、特製うどん

(800円)を注文して遅い昼食とする。うどんのほかに団子のサービスも。

 

 食事を終えたら14時を過ぎていた。

 

   あとは駅に向かうことにして石材店の前を通過する。雨は降り止まず寒い。

     

 

 14時30分過ぎ、JR彦根駅西口前に着いた。駅前には「ひこにゃん」デザインなど

のタクシーが。

 

      駅前広場の井伊直政公像も、冷たい雨に濡れている。

     

 

 JR東海道本線 彦根駅から、14時47分発の上り電車に乗り、次の米原駅には14時

53分に着いた。予定した東京行の東海道新幹線上り電車までは1時間余りあるので、途

中下車していったん改札を出た。

 

 コンコースには、米原市商工会が寄贈した市内の上丹生木彫組合制作の精巧な木彫が

られていた。

     

 

 改札で聞くと、東口の駅前に喫茶があるというので、そこで時間待ちすることに。

 

  

 東口↑は近年の開設のようで、新しい市役所庁舎↓はあるが周辺は閑散としている。

 

 市役所とは道路の反対側、カフェ「La Rouge」に入り、ゆっくりと時間待ちを。

 

 

 駅前に戻ったら、「米原湊跡」碑と帆船の模型があり、「慶長8(1603)年に琵琶

と入江内湖をむすんだ堀を開削して湊を開いた」ことなどが記されていた。

 

 駅に戻り新幹線乗り場からホームに上がると、もう乗車予定の15時57分発上りひか

り656号は発車しようとしていた。

 

 急ぎ最寄りのグリーン車のドアから乗り、なんとか間に合う。駅前の米原湊跡のパネル

などを見ていて、時間が迫っていたのを一瞬忘れていたのだった。

 

 降り止まぬ雨も箱根を越えて神奈川県に入る頃から回復し、小田原を過ぎたら大山(お

おやま)が姿を現した。

 

 18時12分に東京駅に着き、JR山手線の池袋経由西武池袋線へ。自宅には20時近

くに帰宅した。

 

 この日のアメダス彦根の記録では、12時台でも気温5.9℃という真冬並みだった。

                                    〈完〉

 

 

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