あるきメデス

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スイスの鉄道③ 鉄道の駅(その2)

2012-08-17 22:51:41 | スイス旅行
 スイスの鉄道の駅(その2)では、5月31日(木)から6月1日(金)にかけて回った、
スイス中部の観光地インターラーケンと、インターラーケンからヨーロッパ最高点の駅で
あるユングフラウヨッホに上がる登山鉄道の駅を紹介します。

 このエリアの地図。


 インターラーケンには、インターラーケンオスト(東)(Interlaken Ost)駅とインタ
ーラーケンヴェスト(西)(Interlaken West)駅の2つがあります。まずは、登山鉄道
の始発駅になっているインターラーケンオスト駅。ブリエンツ湖に近く、標高は567m
です。

 5月31日(木)21時23分頃の駅構内。左のホームに、ドイツからの特急列車が停
まっています。

 駅前広場から見た駅舎。


 ホームに入ってきたベルナーオーバーラント鉄道の登山列車。この列車でグリンデルワ
ルト(Grindelwald)に向かいます。


 インターラーケンオスト駅から、分岐駅のツヴァイリュッチネン(Zweilütschinen)を
経て、終点のグリンデルワルト駅へ。標高1,027mにあります。




 グリンデルワルト駅からは、ヴェンゲルンアルプ鉄道でクライネシャイデック
(Kl.Scheidegg)駅まで上がりました。標高は2,061mです。 


 帰路は、この駅構内で昼食をしました。


 アイガー(Eiger)(3,970m)の北壁が望まれますが、この日は下部しか見えません。


 クライネシャイデック駅からユングフラウ鉄道↑で、ヨーロッパ最高点の駅、ユングフ
ラウヨッホ(Jungfraujoch)に向かいます。次のアイガーグレッチャー駅(2,320m)
を過ぎると、終点まではトンネルになります。

 2つ目の駅アイガーヴァント(Eigerwand)はトンネルの中ですが、数分間停車して展望
窓からグリンデルワルトなどの展望が楽しめます。アイガーヴァント駅の標高は2,865m。


 短い時間の展望を終え、急ぎ列車に乗り込みました。


 3つめのアイスメーア駅(Eismeer)(標高3,160m)にもトンネル内に展望窓があ
るのですが、すっかりガスに覆われ、展望は全く利きませんでした。


 早々に列車に戻りました。


 ユングフラウ鉄道の終点、ユングフラウヨッホ駅に着きました。ヨーロッパ最高点の駅
の標高は3,454mです。


 期待のアイガー、メンヒ(Mõnch)(4,107m)、ユングフラウ(Jungfrau)
(4,158m)などの展望は得られませんでした。外の展望デッキは風が冷たく、
気温は-2.5℃でした。

 クライネシャイデックに戻るために乗った登山電車。 


 クライネシャイデック駅に戻り、駅構内のレストランで昼食後、駅の近くにある新田次
郎の墓碑を見てから、駅を見下ろす高台に上がってみました。下が駅舎。


 駅舎の右手奥の登山電車係留線。


 クライネシャイデック駅から、往路とは別の西側を回るヴェンゲルンアルプ鉄道で、ラ
ウターブルーネン(Lauterbrunnen)に向かいます。次の駅ヴェンゲルンアルプ駅
(Wengernalp)(1,874m)。人家は少なく、主としてハイカーの乗降駅のようです。


 同駅の信号機


 西回りヴェンゲンアルプ鉄道の最下部の駅、ラウターブルンネン。標高797mまで下
りました。

 右手駅舎の向こうに、垂直に落下する滝が望まれます。



 ラウターブルンネン駅のプラットホーム




 ラウターブルンネン駅からベルナーオーバーラント鉄道の西線に乗り、合流駅のツヴァ
イリュッチネン駅(Zweiiütscinen)を経て、インターラーケンオスト駅に戻りました。


 インターラーケンオスト駅を出て、アーレ川沿いの遊歩道を散策して町の西にあるイン
ターラーケンベスト駅に行きました。

 停車しているのは、ドイツからの特急列車ICEです。

 インターラーケンベスト駅のプラットホーム




 ホームに表示された、バーゼル(Basel)駅行き列車の列車編成表示


 インターラーケンベスト駅の駅舎




 ちなみに、ユングフラウ鉄道は1912年8月1日の開業、この8月1日(水)でちょ
うど開業100周年となりました。

 私達も100周年を記念して、ユングフラウ鉄道から幾つかのプレゼントをもらいまし
たので、それを以下に紹介しましょう。

     100周年記念パスポート         硬券の記念乗車券
     

     ハイジの物語を紹介した小冊子      
   
              
                       ハイジステッカー

 それにしたも、あの3,454mのユングフラウヨッホ駅まで、明治45年(大正元年)
に長いトンネルを掘って登山鉄道を開通させた、スイスの登山鉄道にかける夢と信念と技
術には感嘆させられました。

 ちなみに、日本では私がいつも利用している西武鉄道が、今年開業100年を迎えてい
ます。

 また、8月16日(木)NHK総合TVで22時から放映された「夏・体感!世界の名
峰感動!スイス4千m峰永井大が懸命の挑戦!…」に、ユングフラウ鉄道などが紹介され
ていたので、ご覧になった方も居られるかと思います。


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