あるきメデス

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クロアチアとスロベニアの旅③ リュブリャーナとポストイナ観光後プリトヴィッツェへ(前半)

2019-01-04 15:17:09 | クロアチア・スロベニア旅行
 第3日 2018年10月15日(月) 
 == スロベニアの首都リュブリャーナとポストイナ鍾乳洞の観光後
                       クロアチアのプリトヴィッツェへ ==

 スロベニアの首都リュブリャーナ中心街の東北東にある、ラディソン ブルー プラザ
ホテルのレストランで朝食を済ませ、8時45分にバスでホテルを後にした。今朝は曇天
である。
     

 今日の行程は、リュブリャーナ中心街の散策後、バスで約48㎞移動してポストイナ鍾
乳洞の観光、そして国境を越えてクロアチアに戻り、宿泊地のプリトヴィッツェ湖群国立
公園へ向かう予定である。
  

 午前中はリュブリャーナ市内の観光で、市内中心部に入り9時5分にバスを下りた。


 街の名「リュブリャーナ(Ljubljana)」は、市内を流れる全長41㎞のリユブリャニッ
ァ川にちなんで名付けられ、人口は約30万人、標高は298m前後とか。

 500年にわたる神聖ローマ帝国の支配後、オーストリア・ハンガリー二重帝国に組み
込まれてハプスブルク家のもとで発展を遂げ、ルネッサンス、バロック、アールヌーボー
など各様式の建築物が調和した小さな芸術の都だという。

 リュブリャーナに住む日本人女性ガイド〇〇さん(名前はメモ忘れ)の案内で、三本橋
の方に向かう。
         

   
 広場に入って旧市庁舎↑の前を通過し、青いドームの聖リュブリャーナ大聖堂(聖ニコ
ラス大聖堂)の前に出た。

 13世紀に創建され、船乗りや漁師が守護聖人ニコラウス(サンタクロース)に捧げた
教会とか。

 火災により何度か再建を重ね、現在の建物はイエズス会の建築家ポッゾにより1706
年に建設されたもののよう。


 東側のヴォードニコフ(Vodnikov)広場には、日曜以外の毎日に開催される青空市場が
ある。

 たくさんのテントの下に青空市場が開催されていて、新鮮な野菜やたくさんの果物、生
活用品などが目に入り、多くの市民が訪れていた。
    

            

    

        

 広場の北東側に架かるのが「龍の橋(Zmajsi most)」。1895年のリュブリャーナ大
地震で崩壊した「肉屋の橋(Mesarski most)」の代わりに1901年に建てられたアール
ヌーボー様式の橋である。

 リュブリャーナ初の鉄筋コンクリート製で、橋の四隅にはリュブリャーナの象徴である
龍の像が据え付けられいた。
         


 南側高台にそびえるリュブリャーナ城を眺めながら青空市場の横を戻り、次の「肉屋の
橋」を渡る。

 2010年落成の新しい橋で、欄干にはカップルが「愛の誓い」を願って付けた南京錠
がたくさん並んでいて、恋愛スポットとして知られているという。


         
 橋を渡ったところに、地元芸術家のブロンズ彫刻があった。


 東側の「龍の橋」↑や、これから行く「三本橋(Tromostovje)↓」などを眺めで橋の南に
戻ることにする。



 リュブリャーナ大聖堂などを見ながら西に少しで、リユブリャニッァ川が90度カーブ
する辺りに架かるのが「三本橋」である。

 南東側の旧市街と西側の新市街を結ぶ小さな3本の橋だが、この川に架かる橋では最も
人々の往来が激しく有名な橋のよう。中世から何度も改善され、1930年代に建築家ヨ
ジェ・ブレチニクにより歩行者用の2本の橋が付け足されて現在の姿になったという。

 橋の北西側はプレシェーレン(Preernov)広場で、リュブリャーナの中心にあたるとこ
ろ。

 広場に面して、鮮やかなピンク色のフランシスコ会(Franciskanska)教会がある。

 1646~1660年に建てられ、イタリアの影響を受けたルネッサンス建築の教会の
よう。

 広場の三本橋のたもとには、19世紀スロベニア最大の詩人フランツェ・プレシェーレン
とミューズの銅像がある。
         
 ちなみに、プレシェーレンの書いた詩が、スロベニア国歌の歌詞になっているという。
広場を囲む建物にもユニークなものが見られた。


     

 三本橋を渡って旧市街に戻り、正面高台にリュブリャーナ城を見上げる。
     

 下には市庁舎があり、その前にベナチア出身の有名な彫刻家フランシスコ・ロッパが建
築したという噴水がある。
     
 だがこれはイミテーションとのことで、本物はナショナルギャラリーにあるようだ。


 広い通りから細い通りへと進み、再びリュブリャーナ大聖堂(聖ニコラス(Sv.Nikolaja)
大聖堂)に向かう。


     


 大聖堂前に出て、扉の彫刻や建物の装飾などガイドさんから説明を受けたが、メモして
ないのでその内容は紹介できない。
     

         


              


 9時50分過ぎから10時15分までフリータイムとなる。少しだけ川を眺めた後、青
空市場のあるヴォードニコフ広場に戻り、市場の生花を眺めたり周辺の商店をのぞいたり
する。


         



         

     
        
 リュブリャーナの観光を終えて10時25分にバスは出発し、南西に約48㎞のポスト
イナに向かう。                             〈続く〉





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2 コメント

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青空市場と教会 (H.T)
2019-01-04 20:24:00
青空市場、好きです。市場を歩いているとそこに住む人の日々の姿が良く見えてきます。教会を訪れ、歴史を感じさせる木製の椅子に座り、静寂の中でステンドグラスを眺める、これも素晴らしい。
返信する
わずかな時間なので (saikoroat)
2019-01-04 20:48:36
このようなツアーでは限られた時間なので、ゆっくりと市場の中を回ってみたり、
教会でいすに座って祭壇や絵画、ステンドグラスなどを眺める時間が少ないのが残念です。
このリュブリャーナでも、東西、南北とも500mあるかなしかのエリアを1時間20分だけでした。


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