あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道の神社(2)

2007-08-06 23:13:40 | 四国遍路あれこれ
 日中は暑くてウオーキングにも出られず、17時を過ぎてから
出かけました。街路樹でミンミンゼミ、ジージーゼミ、カナカナ
が鳴いています。

 30分も歩かぬうちに脱水症状なのか、息苦しさを感じたので、
近くのコンビニでジュースを買って飲み、気分も回復し、さらに
1時間近く歩きました。

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 四国遍路後半の4日目、今年2月21日午前、松山市内の49
番浄土寺に参拝、少し先の高台にある日尾八幡宮に上がりま
した。

 拝殿内部に、市内のスポーツ少年団の剣道優勝額が、幾つも
奉納されていました。

 6日目の2月23日、54番延命寺から今治市の市街地にある
55番南光坊に向かいます。

 南光坊に隣接して北側にある、別宮大山祗(べっくおおやま
ずみ)神社に先にお参りしました。

 社殿は、天正3年(1575)9月15日の再建です。

 入口のある国道側の別の社のそばに、市天然記念物の太い
クスノキが大きく枝を広げていました。

 目通り3.7m、高さ17m、樹齢300年以上とか。市内の社
には、ほかにも大きなクスノキが多く、クスノキは市の木になっ
ているようです。

 7日目の2月24日、西条市内の61番香園寺から64番
前神寺まで回りました。

 前神寺の西、200mほどに、石鎚神社があります。りっぱな
本殿はコンクリート造りですが、広い境内には多くの社や神水の
落ちる滝などがあり、厳かな雰囲気に満ちあふれていました。

 石鎚神社は、石鎚山の山頂(1982m)にある奥社をはじめ
4社があり、ここは口の宮(くちのみや)本社と呼ばれ、一番海
寄りにある社です。

 石鎚神社本殿の前にあった大きな石づちです。真ん中のは手
で持ち上げられるかどうか、という重さが感じられます。


 翌2月25日、標高745mにある60番横峰寺に上がり、
奥の院星ヶ峯から深い谷を隔てて石鎚山も見ることができま
した。

 参拝後、東北の黒瀬湖に向かって林道を下り、黒瀬峠から
湖岸を離れて県道142号を北に向かいます。

 県道142号に入ってすぐ近くにあるのが、石鎚神社奥社の
一の鳥居です。写真の手前背後が石鎚山の方角です。


 第9日の2月26日は、四国霊場への参拝はなく、西条駅前か
ら四国中央市(伊予三島)に向かって、ひたすら東に進みます。

 午後立ち寄った、四国中央市土居町の村山神社。斉明天皇と
天智天皇を祭神とする、愛媛県下屈指の歴史を持つ延喜式内
社です。

 拝殿の前にあるお宝塚は、斉明天皇が百済救済の祈りをした
御陵所だということでした。

 翌日、2月27日は、65番三角寺に参拝し、愛媛、徳島県境
の境目トンネルを抜けて、徳島県三好市(旧池田町)に入りま
した。

 小集落、馬路にあった境宮神社で休憩しました。社殿はなか
なかりっぱな造りです。


 境宮神社入口に立つ太いスギ。境内にはほかに、いっぱい根の
張ったイチョウの大木もありました。


 12日目の3月1日、四国霊場最高地にある66番雲辺寺に参
拝、香川県に入って67番太興寺を経て、境内に2つの霊場の
ある68番神恵院と69番観音寺に参拝しました。

 その後、背後の展望台から、砂浜に描かれた大きな寛永通宝
の「銭形」を見て、南側の琴弾(ことひき)八幡宮下に回りました。

 本殿は、山門の先、石段をかなり上がるようですが、すでに
かなり歩いた後だったので参拝は省略して、近くの宿、若松屋
別館に向かいました。            (続く)

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