あるきメデス

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続カタツムリ歩行後 「元禄まつど村」と「21世紀の森と広場」へ(千葉・松戸)

2017-03-21 17:17:49 | カタツムリ歩行
 2017年3月19日(日)午後

 「続カタツムリ歩行」で松戸市千駄堀の香取神社にゴールして、散会後の帰路の最初は、
ミーティングで事務局のDさんなどがゴール前に訪ねたという、すぐ近くの「元禄まつど
村」にIさんと行く。

 ほかの参加者のほとんどの皆さんも、Dさんに誘われすぐ後に来た。

 元禄まつど村は、この地の中舘重機の社長、中舘金一郎さんの私設資料館で、日曜・祝
日のみ開館され、平屋2棟の建物に「開運鳥」「かぼちゃ」「古民具」の三つの展示コー
ナーがある。

 入口に近い「開運鳥コーナー」は、村長の中舘さんが、知人から奇妙な形をしたキバナ
ツノゴマの種をもらい、何か作れないか思案の末、皆さんに多くの幸運を運んでもらいた
いと作った「開運鳥」を展示している。



 その横は「民芸カボチャコーナー」で、ご自身の畑で作ったカボチャに、ユーモアたっ
ぷりの顔を描いたもの。小渕、森、小泉、安部など歴代の総理にも贈呈されて、すっかり
有名になったよう。




 中庭を挟んだ反対側の建物全体が「古民具展示コーナー」で、江戸時代から昭和30年
代(1955~)にかけての約3,000点の古民具や農具、生活用具、置物などが所狭し
と並んでいる。

 外には、平成20年(2008)以前の旧称「千駄堀民芸資料館の」看板が残る。





     

        
 貴重な文化遺産もあれば、何10年か前に故郷にあった品、最近のものでは初期の携帯
電話やカメラなど、興味深い品々の数々はどこを眺めても見飽きない。




    




 民芸カボチャを歴代総理に送った際の記念写真も何枚かあり、中舘さんがデザインした
らしい地酒のびんも並んでいる。20分ほど、皆さんとゆっくり観覧した。
       

 皆さんは南側の八柱駅や新八柱駅方面に向かったが、私は折り返して、ゴール前に寄れ
なかった円能寺に向かう。近くの民家の庭先に、大きなサンシュユが咲き残る。
     

 香取神社の東側の変則四差路際に、天保12年(1841)造立の青面金剛碑が立って
いた。
        

     
 堀割を走るJR武蔵野線の上をこ線橋で越えると、すぐ東側が円能寺である。



 室町時代の文安4年(1447)の開山で、松戸七福神の福禄寿が本堂左手に祭られて
いる。


 その手前のお堂は、江戸期享保年間(1716~36)造立の虚空蔵(こくぞう)菩薩
を祭る虚空蔵堂だろうか、表示は何も無い。



 境内は樹木が豊富で、ボケや桃、アセビなどが花を見せていた。
   

 寺の北側を下り「21世紀の森と広場」の西側を南口に向かうと、JR武蔵野線の線路近
くに台地を背にした広い敷地の安蒜(あんびる)家があり、りっぱな長屋門が残っている。

 天保11年(1840)の建築で、下総地方西部の長屋門では最古のものの一つ。松戸
市内に現存する長屋門の中でも規模が大きく、建築年代や施工大工が明確で、江戸末期の
建築技術を伝える貴重なもの。松戸市有形文化財である。



 再び広大な自然公園「21世紀の森と広場」に、先ほど出た南口から入る。


     
 近くの草地でサンシュユが花をいっぱい見せ、西側の梅林の梅もまだ花が咲き残る。


 
 「里の茶屋」と呼ぶ建物の東側に回るとナノハナ畑が北に延び、彼岸の陽光を受けて満
開の花が明るい彩りを見せていた。



 千駄堀池南岸の演奏会場では「和太鼓の公演」が続いており、今日は10組の太鼓連が
演奏を披露するようだ。



 その横から東に回り、「広場の橋」の下を東に抜ける。東側に広がる「光と風の広場」
でも、多くの家族連れなどが憩いのひとときを過ごしていた。



 橋の東側沿いに進んで中央口を出た。その先にある大きな円形の「森のホール21」の北
側を回り、新京成の線路沿いに北西に進む。



 スタートした新京成電鉄の常盤平駅に14時28分に戻り、5分後の電車で松戸駅に向
かった。

(往路からの通算距離 8㎞、歩数 17,200)




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