あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

埼玉会館での透明水彩画展へ

2015-02-19 22:53:59 | ウオーキング
 2015年2月19日(木)

 昨日の冷たい雨が去って今日は好天になったので、カントリーウオークグループの仲間、
Tさんが所属されている、水彩画研究会が毎年この時期に開催しているの合同展に出かけ
ました。

 昨年も確かほぼ同じコースを進んでいて、当ブログで紹介していて重複することになり
ますが、改めて今日歩いたコースなども含めて紹介します。


 JR武蔵野線の武蔵浦和駅で下車し、「花と緑の散歩道」と呼ぶ桜並木の遊歩道を進ん
で、別所沼公園に入ります。

 公園の東側一帯は別所沼と呼ぶ沼になっていて、沼の周囲はりっぱなメタセコイヤの並
木に囲まれています。池の西側の遊歩道を進みました。
     

 中ほどより少し先にある弁天島の入り口付近には、旧浦和市のマスコットキャラクター
の「浦和うなこちゃん」の像があります。
    

 沼の中には2つの噴水があり、こちらは奥の方。


 沼の北端を回って東側の台地に上がり、埼玉県庁に向かいました。県庁の第二庁舎の屋
上には、県内各地に向けた行政無線用のパラボラアンテナが見えています。


 県庁の第一庁舎と第二庁舎の間の道を東進して、間もなくで埼玉会館です。会館の玄関
に掲示された、水彩画展の看板。
    

 会場は正面玄関を入って正面を地下1階に下りた第3展示室でした。


 さいたま市内にある大宮西口教室、東大宮教室、大宮土曜教室、そして鴻巣市にある鴻
巣教室の4つの教室で透明水彩画を研鑽されている40人を越える方々が、この1年に描
いた、ひとりあたり2点~8点の風景画あわせて約200点の作品が展示されていました。


 描いた対象は、埼玉県内の田園風景や公園、寺社、古民家などが主で、カントリーウオ
ーク訪ねたことのある場所も多く、心安らぐ風景に誘われて毎年観賞に来ています。

 Tさんの作品は6点でした。


 この合同展は、今日から2月23日(月)まで開催中です。

 1時間近く観覧して会場を出て1階に上がると、ロビーの壁面には埼玉会館所蔵絵画展
として、7点ほどの作品が並んでいました。




          一番大きい左端の作品
         

      一番右の作品
     

 埼玉会館を出て、もとの道を埼玉県庁の第一庁舎と第二庁舎の間の通りに向かいます。
     
 正面に見えるのは第一庁舎。

 その右手に回り込んで、北側の第二庁舎に入ります。


 玄関ホールの一角には、1月1日現在の埼玉県の推計人口が。723万人を超える人口
は、全国第5位か6位ではないかと思われます。


 後で調べたら、やはり東京、神奈川、大阪、愛知に次ぐ5番目でした。

 1階にある観光課と北側入口周辺にある県内市町村などのパンフレットを幾つかもらい、
県庁を出て、西側にあるそば屋さんで遅めの昼食に。私は何度かここで昼食をしています。


     今日は昼食は肉南そばでした。
    

 そばの交差点を渡り、近くにある埼玉県立文書館にも寄ることに。


 1階の展示室で開催中の、この展示を観覧しました(会場は撮影禁止)。
  

 玄関を出たところは、いままで気付かなかったのですが埼玉県の変遷を描いた地図が描か
れていました。明治維新までの武蔵国は、東京都全部と神奈川県横浜付近までの広いエリア。
      

    明治4年(1871)11月には、いまの埼玉県の西側が入間県、東側が埼玉県。
      

    明治9年(1876)8月に、現在の埼玉県のエリアが確定したようです。
      

 県立文書館前の通りは国道17号で、お江戸日本橋からちょうど24㎞の標柱が。
      

 別所沼への帰路は往路より一つ南側の車道を進み、急斜面を下って別所沼へ。
    

 沼の東側の遊歩道を南に回ります。向こうに見えるのは、弁天様の祭られた弁天島。


 沼の南側にある小さいたまり場にサギらしいのが見えますが、ジッと動かずのまま。


 沼の西側に少し回ると、ここ浦和に約40年住んでいたという女性俳人・長谷川かな女
の句碑が。

 「曼珠沙華(まんじゅしゃげ) あつまり 丘を うかせけり」と刻まれていて、「戦
後間もない昭和21年(1946)頃、別所沼の一帯は赤い曼珠沙華に花ですっかり埋ま
ったものでした」とかな女が昭和38年(1963)の浦和市広報に述懐されていたよう
です。

 ちなみに、長谷川かな女は浦和市名誉市民であり、埼玉県文化功労賞や紫綬褒章を受賞
しています。

 「花と緑の散歩道」を戻り、JR武蔵浦和駅には15時ちょうどに着きました。 




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コメント
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