あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

続カタツムリ歩行 JR武蔵野線 西国分寺駅(東京)

2013-04-21 18:04:10 | カタツムリ歩行
 2013年4月21日(日)

 真冬並みの気温で冷たい雨となりましたが、続カタツムリ歩行の3回目に出かけました。

 集合はJR武蔵野線と中央線の交差する西国分寺駅です。雨なので参加者は少な目です。
雨具を付けて10時10分頃、駅の北口をスタートしました。

 JR武蔵野線の東側に回ると、東京都の「姿見の池緑地保全地域」の西端で、広葉樹林
の斜面が東に広がっています。

 この緑地保全地域の面積は10,552㎡あるようです。

 近くの住宅地のそばに、恋ヶ窪用水を復元した小さな流がありました。江戸時代の明暦
3(1657)年に、国分寺村、恋ヶ窪村、貫井村の田んぼの潅漑用水として、玉川上水
から分水した流れをイメージして整備したとのことです。


 流れに沿った緑道を東に進みます。雨に濡れた新緑がみずみずしい彩りですが、カメラ
も濡れてちょっとお見苦しい写真が続き、申し訳ありません。


 林の向こうに、緑地保全地域の名のもとになる姿見の池がありました。


 池のほとりでは、ミズキやヤマブキが花を見せています。




 姿見の池は、南側が崖地になっていて広葉樹林がJR中央線の線路に沿って続きます。


 北側の恋ヶ窪一丁目の住宅地には、庭木や草花を大切に育てているお宅が多く、それら
を眺めながら北に回りました。


 新しい住宅の一角に、こんもりした屋敷林を背にした、それこそ恋ヶ窪村の時代からあ
ったと思われる、古くからの民家も残っています。


 このあたりの守り神、熊野神社です。和歌山県の熊野神社を勧請したようですが、由緒
の文字はかすれて、よく読めませんでした。


 社殿の左手背後には、杉とケヤキの古木が立っています。


 西武国分寺線の踏切を渡り、東側の東恋ヶ窪三丁目に回ります。通りに面したお宅に、
ツツジとツキヌキニンドウが咲いていました。




 住宅に囲まれた畑でブルーベリーを栽培していて、もう開花し始めています。




 地図上の二つの老人福祉施設の場所を確認して、東恋ヶ窪二丁目を東へ。ここにも古く
からの民家のものとみられるケヤキの古木が望まれます。

 右奥の5階建てマンションより高いか低いかと、一緒に歩いた皆さんの中でも判断が分
かれましたが、20m~30mくらいありそうに思われました。

 国分寺第三小学校のところで西武多摩湖線の踏切を渡って、本多三丁目と二丁目の間を
東進すると、こんな看板が眼に入りました。

 1976年から続いているようですが、どんな食べ物の研究なんでしょうか。シャッタ
ーが閉じていて聞くことは出来ません。

 今日のゴールは近くの本多八幡神社ですが、時間も早かったのでその先に隣接する応
寺に入ってみました。関東では珍しい黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院です。


 本堂の右手前は、そう広くはありませんがよく手入れされた庭園です。




 庭園の奥に、享保11(1726)年に寺を開基した時に、ほかから移設したという、
コノテガシワの古木が立っていました。


 新緑にあふれた一角も。


 こちらがゴールの本多八幡神社。享保9(1724)年に本多新田が開発されたときに、
里の鎮守として山城国石清水八幡宮を勧請して、翌文元元年に創建されたと伝えられ、明
治の神仏分離令までは、祭祀は応寺の別当によりとりおこなわれたとのことです。

 11時40分に到着しました。

 雨宿りする場所がないので、社殿ひさし下で立って食事をしてから、境内を回ってみる
と、カッパのような石造物が無造作に置かれていました。


 記念撮影とミーティングをして、12時45分に散会となりました。


 (天気 雨、距離 4㎞、地図(1/2.5万) 立川、歩行地 国分寺市)



関東地方 ブログランキングへ


にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする