あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第25日

2006-12-05 20:21:41 | Weblog
この冬一番の冷え込みになったが、風は治まった。
おかみさんの見送りをいただき、7時10分に三好旅館を跡にした。
岩松川を渡り、国道56号に出た。通勤の車が多く、宇和島方面に向かう方は、途切れなく続く。
全長1710mある松尾トンネルの通過は避け、西側を迂回する旧国道を回る。しばらくカーブの多い上りが続く。
長さ300mほどの松尾トンネルは歩道がなく、照明も少ないが、車も少ないので危険は感じない。
下りとなり、大規模採石場の反対側に、古い遍路道が復活していた。1kmくらいあったろうか。柿木集落で県道に戻る。
まもなく国道56号へ。3kmほどで、宇和島市街の旧道に入る。臓器移植問題で、毎日のようにニュースになる宇和島徳洲会病院の看板が目に入る。
お大師さんゆかりの、馬目木大師に寄って参拝した。宇和島の中心街を通過し、別格霊場6番龍光院にて参拝、読経した。
宇和島駅東の踏み切りを通過し、JR予讃線と光満川に平行する県道57号へ。
北北東に向け、緩やかな上り道が続く。新荒屋敷バス停先に、歌先生設計の遍路小屋21号光満があった。
まだ開設したばかりのようで、ま新しい。記帳ノートには、誰も記入してなく、私がトップでお礼のひとことを記入し、置いてあったミカンをいただいた。
坂を上がりきり、務田駅そばから県道を離れる。
視界が開けた田園地帯を進んで、41番龍光寺に続く。
久しぶりに鐘をついて参拝、境内真ん中奥に稲荷神社がある。
明日通過する葉長峠を見ながら3km足らずで、42番佛木寺に着いた。
古い仁王門を入ったら、昨日午後離れてしました鎌倉の若い遍路氏て会い、その後の経過を聞く。
鐘楼は珍しくかやぶきである。
今夜の宿はすぐ近い。民宿とうべやに16時06分に入る。
添付写真は、真新しい遍路小屋21号光満。
コメント
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