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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

筑波山に上がる

2006-04-25 19:49:28 | ハイキング
 4月も終わり近くなり、八重桜も散り始めました。

 モブログで当日、簡単に報告した、4月23日の「カタクリの会」の筑波山山行
の模様です。


4月23日(日)
 筑波山は、日本百名山の中では一番低い山ですが、よく晴れていれば関東
平野のどこからも眺められ、万葉集にも歌われている名山です。

 私が筑波山に初めて上がったのは、1956年5月5日のことですから、ほぼ
50年ぶりになります。

 軽登山のグループ「カタクリの会」の山行は、いつも車に分乗して出かけ、
できるだけ行けるところまで上って高度を稼ぎ、歩くのは少なくして上り2時間
以内というのが原則です。

 今回も、多くの人が上る南側のケーブルの方ではなく、北側からの車道を筑波
山ユースホステル跡駐車場という場所まで上がりました。
 
 天気予報では、午前中に雨も心配されましたが、筑波山ろくに近づくにつれ空
は明るくなり、天気の心配は無さそうです。

 駐車場の標高はおよそ550mですから、870m余りの山頂までは220mほど
の標高差です。参加者19人がミーティングをして、10時47分に出発しました。

 山ろくは、芽吹き始めた淡い新緑で、ヤマザクラもあちこちに咲いていました
が、登山道はまだほんの少し芽が出た程度です。丸太で土留めした階段が
続いています。

 上がり初めて間もなく、カタクリが咲いていました。最初の予定より1週間遅れ
の例会なので、もう時期遅れではないかと来たのですが、思いがけずカタクリに
出会え、「カタクリの会」会員一同としては大変嬉しいことでした。


 「カタクリに混じって、イチリンソウも咲いていました。珍しくうすむらさきの
花です。」と最初に書いたのですが、図鑑を見たらイチリンソウは5弁なのと、
葉が少し違うようです。何の花かご存じの方、教えてください。

 筑波山は、西側の男体山(871m)と東側の女体山(877m)の2つのピーク
があり、その中間の790m~800mくらいのところは、御幸ヶ原と呼ばれる
ちょっとした平坦地で、ここには売店や食堂などがあります。

 11時半頃、売店のそばに上がりました。女体山寄りに小さいぼけ除け地蔵
さんがあったので、「これからもぼけずに、たくさん歩けますように…」と、参拝
しました。

 御幸ヶ原から西側に見える男体山です。


 女体山への上りにかかる手前に「かたくりの里」という一角があり、ここでも
カタクリがたくさん咲いていました。

 全員女体山に上がりました。岩がごつごつした山頂には、小さい女体山御本殿
や877mの1等三角点があります。記念撮影をして御幸ヶ原近くに下り、ベンチ
のある場所で昼食をしました。

 昼食後、希望者だけで反対側の男体山にも上がることになり、7人の一人として
私も参加しました。ケーブルの山頂駅近くから標高差70m余り上がると山頂です。

 こちらの山頂にも男体山御本殿の小さな社がありました。期待された関東平野
の遠望は利きませんが、山ろくの木々や田んぼなどは眺められました。

 昼食場所に戻り13時38分、下山にかかり、もと来た道を戻ります。駐車場には
14時20分に着きました。

 帰りは皆さんと別れ、取手市の従姉妹夫妻の車で桜川市真壁町まで送って
もらい、バスで下館に行き、明日の「関東山の辺の道」歩きのために予約した
ビジネスホテルに泊まりました。

 「関東山の辺の道」歩きのレポートは、まだ残っている昨年の報告に続いて
行います。


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