m's diary

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イラン料理

2008-11-27 | 異食文化の会


ビルマ料理やインド料理の会を開いてきたママ友たちと、今度はイラン人のママ友にイラン料理を作ってもらおうってことになった。
イラン人のFさんがイラン風コロッケを作ってくれることに。
他のみんなは一品ずつ持ち寄り。
具沢山のキッシュに手羽先の照り焼き、サラダにモロヘイヤのチキンスープなど今回もメニュー盛りだくさんなテーブルに。ちなみに私は今回ベトナムの揚げ春巻きにチャレンジしてみた。
イスラム教徒のFさんは豚肉が食べれなかったのに、私はうっかりしていてエビと一緒に豚ミンチを使ってしまっていた(汗)
が、Fさんは少しゆるめの?教徒らしく、少しくらいなら大丈夫!と言われ、ホッ・・





これがイラン風コロッケのタネ。
じゃがいものマッシュに玉ねぎみじん切り、牛ミンチ、そしてポイントはアドビェというイランの香辛料が入っている。
これを丸めて平たくしてフライパンで焼く。
コロッケというのでパン粉をつけるのかと思ったら違ってた~
見た目はハンバーグぽい。





そしてびっくりしたのが、イランのお米の炊き方。
イランのお米は関西では売ってないので、ちょうど中間ぐらいだというインド米と日本米を混ぜて炊く。
最初塩水で軽く煮た後、スライスしたじゃがいもを敷いた鍋に半煮えのご飯をてんこ盛りに載せて蒸すのだ。
水は軽くかける程度。
底が焦げ付かないか?心配に思ったが、結構弱火で炊くので黒くこげることはないらしい。
そしてイランではお米を炊いた時にできるおこげは客人をもてなすためのものだそう。
下に敷く野菜はじゃがいも以外でもかぼちゃや人参でもよく、玉子なんかも美味しいとか・・
しかしこんなご飯の炊き方があったとは~!とカルチャーショック・・

写真は軽くおこげが出来た状態の鍋底。





で、出来上がったイラン風コロッケ、コツレットとイランのご飯。
カリカリしたじゃがいもが美味しそうなご飯。





そしておなじみのお菓子の達人Kさん作のロールケーキでティータイム。
紅茶のロールケーキとたまごのロールケーキ、同じロールケーキでも食感が全く違うのだ。
紅茶の方はふんわり~、玉子の方はしっとり~という感じで・・
もちろん作り方もそれぞれ違うそうで、今までありとあらゆる人のレシピを試しながら試行錯誤し、オリジナルも加えて編み出されたという最強?のロールケーキなようで。
さすがにほんとーに美味しかった。。
私はこのしっとりの方が特に好き!





そして最後の締め?に私が先日名古屋で買って来た岡崎の銘菓、備前屋の「あわ雪」をお茶菓子にお抹茶をたてた。
この抹茶を見たFさんは日本のドラマ、「おしん」を思い出したようで。
イランではドラマ「おしん」が大流行しているとかで・・ひとしきりおしんの話で盛り上がる。

イスラム教徒でもありイランでは小学校の先生をされているというFさん、ラマダンについて聞くとまともにラマダンやってたら胃を壊したり病気になってしまうので最近ではあまりすすめられてはいない習慣なのだとか…たしかに30日間も日中何も食べないなんて体壊しそう…
Fさんも絶対無理だと言ってた。

イランでは9歳から学校でも男女は教室が別々で、女の人は家族、親戚以外には顔の一部と手先以外は男の人の前で肌を露出してはいけないとか・・
他にもイランのお正月や、イランの濃密な親戚付き合いなどなど・・いろいろと興味深い話を聞かせてもらい、いつもながら楽しいひと時が過ごせた。

次回はペルー人のママ友からペルー料理を教えてもらおう、ってことになったようで、楽しみだ~
しかしいつの間にこんなインターナショナルな会になってしまったんだろう?!
みんなの顔の広さに驚愕~




コメント
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