大阪府の食育事業関連のイベント、精米施設のある幸南食糧工場見学へ子供たちと訪れた。
府庁前集合でバスにて松原市にある工場へ。
まずはこちらの工場の社長さんの挨拶と精米工場の工程のビデオなどを見せてもらい、見学へ。
ここは全国から送られてきた玄米の低温倉庫。
米が傷まないように18~20℃に温度設定されている。
玄米を処理する為に袋から出しているところ。
普段白いお米しかあまり目にしない子供たちなので、白いお米になる前の段階の玄米を見てさわらせてもらう。
そしてこれは無洗米を精米した後にできたぬか。
無洗米は環境にやさしい(汚水の原因にならない)、水と洗う時間の節約(普通三合洗うのに4.5ℓの水が使われる)、簡単便利、栄養は生米と一緒、そしてうまみ層が残っているので美味しい、などと良い特徴があり、無洗米ってなかなかいいかも?!と思わされた。
パッケージされたお米が機械によりきれいに積み上げられていく。
ここで取り扱われているお米など。
多くの種類のお米を取り扱っているため、混じり合ったりしないように検査は厳重に行われているという。
米とは関係ないが、会社の敷地にある葉書の木。
正式名「多羅葉」というインド原産のこの木が葉書のルーツとなった木だそうで、昔はこの葉っぱに鉄筆などで字を書いていたのだそう。
この厚めの楕円形の葉は傷つけると文字が浮かび上がるという。
今でもこの葉に120円切手を貼ると葉書として使えるとか。
そしてこちらの会社で開発されたという新品種、「夢ごこち」と「夢かおり」が掛け合わされた「夢いっぱい」が作られてる水田へ見学へ。
他のお米よりずいぶん早く、もう稲穂が実っていた。
ここはめだかやエビも住める安全な水田ということで、用意されていためだかとエビを子供たちに放流させてもらった。
そして最後に米の食べ比べを。
同じ条件で炊かれた米、日本産の夢いっぱい、日本産夢いっぱいの無洗米、タイ米、カリフォルニア産こしひかり、中国米、イタリアのカルナローリ(リゾットやパエリア向き)があり、どれがどれかを当てるクイズ形式での食べ比べ。
私が一番美味しいと感じたのは日本産夢いっぱいの無洗米だった。
あとは間違えまくり・・
たった一人、全問正解だった人がいたが・・
最後にお土産を。
そのまま炊ける玄米ご飯と玄米を使ったお菓子。
体にいいと言われる玄米、これで一度ためしてみよう。