中之島美術館の民藝展と高島屋大阪の柚木沙弥郎展にはしごした日、
お昼に立ち寄った珈琲艇キャビン。
鉄板を貼り合わせたような壁面や、扉など、外観から船の趣が。
舵を模したドアノブ。
地下への階段を下り、船室?へ。
船内は、豪華なシャンデリアに丸い舷窓、赤いベルベットの椅子など、客船の雰囲気漂う。
縦長の角丸窓も。
船モチーフのインテリアいろいろ。
ランチに鉄板ナポリタンを。
御手洗いは、通常カギがかかっているということで、
カギを持って1階の御手洗いへ。
扉を開けると、ブルーのもやもやが入った大判タイルが、壁面、床面にずらりと貼られていてびっくり!
きれいだなあ。。
洗面シンクもブルーで合わせてある。
個室の扉を開けると、そこにも。
個室の床は濃紺にモヤがかった丸モザイクタイル。
思わぬタイルの出現にテンション上がった~
少々寂れてるようだったが、道頓堀川沿いにテラス席も。
珈琲艇キャビンへ行く前に訪れた中之島美術館。
ここは開館当時に一度来て以来。
前回の建物レポはこちら→☆
長ーいエスカレーターに乗って、4階の展示室へ直行。
この吹き抜けの大空間は、いつ見ても圧巻。(2回しか見てないけど;)
ゆったりとしたつくりの美術館。
この日は休日にもかかわらず、それほど混んでおらずよかった。
特別展は、「民藝-美はくらしの中にある」
しょっぱなに、民藝の品々がトータルコーディネートされた展示が。
(最初と最後のみ撮影可)
テーブル、椅子、やきものの器、燭台・・それぞれがとても魅力的な
ものたち。
日本だけではなく、様々な国の、製作年代も違うものだろうけど、
民藝という同じ美意識の下、集められたものだからか、しっくりとまとまっていて素敵だった。
韓国の状差し、魅力的・・
現在もつくり続けられている日本各地の民藝を紹介するコーナーや、各地の民藝館所蔵の品々の展示を堪能。
最後は現代の生活に取り入れられた民藝品の展示コーナーも。
スタジャン(絵)の横に並ぶ蓑がシュール・・その下には沖縄の骨壺?!
その後は大阪高島屋へ。ついでに民藝のはしご。
岡本太郎のモザイク画「ダンス」は、高島屋大阪店新館大食堂に展示されていたものが、現在7階に移設されていた。
そして、特別展の「柚木沙弥郎と仲間たち」を鑑賞。
100歳を越えながらも現役の作家として作品を生み出し続けられているという柚木沙弥郎の染め物は、大胆でモダンなデザイン。
販売されてたトートバッグもおしゃれだった。
「仲間たち」のやきものなどの作品も見ごたえあり、、
切磋琢磨した仲間との話なども惹き込まれた。
そして実際に買って、使って楽しめる全国各地からの民藝品の販売も。
いろいろと目の保養ができた一日。