m's diary

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延命新地と延命湯のタイル&八日市の町歩き&レンガ展

2019-09-02 | 建築巡り・街歩き【その他】

ヴォーリス建築の住井邸でランチした後はohbaさんと町歩きに繰り出した。

 

 

本町商店街を歩くと、タイルスポットがいくつか。

陰影がプリントされて立体に見えるタイル。

触れてみると、やや凹凸も付けられてておもしろい。

 

 

こちらも三つのパターンのタイルが貼られてた商店。

 

 

真ん中に灰皿のようにくぼみが付けられた黄土色のタイルがびっしり。

 

 

腰壁には立体感のあるボーダータイルに、床面にはこんな模様の入ったタイルが。

 

 

他にも、控えめな絣模様の入ったタイル柱のある店舗や、

 

 

下げられたシャッターの外の床面に見え隠れしていたピンクや赤系の昭和レトロなタイル。

お店が開いてたら、お店の中の床も一面タイルかなあ。

 

 

商店街から少し外れて歩いていくと、

 

 

飲み屋さんやスナックが立ち並ぶ通りに。

黒とグレーのパズルのようなタイルがびっしり貼られたお店。

 

 

入口のアーチに沿って貼られたタイルは糸ミミズ風のラインが入ったタイル。

 

 

 

 

真っ赤な扉に描かれた泡模様。

 

 

玄関ポーチの床に扇の模様が入ったスナック。

 

 

そしてその角を曲がったところの路地が、こだんみほさんが作品に取り入れられていたカラフルなタイル路地

 

 

こちらはタイルだけで構成されたものでなく、石や木やれんがなどいろんな素材が組み合わさっているのがおもしろい。

色のセンスも秀逸で、目の覚めるようなライトグリーンに赤いれんがや黒いタイルがアクセントになっている。

 

 

その路地をぬける。

何軒か廃墟と化したスナック跡が。

いちごみたいな照明。

 

 

そして延命湯にやってきた。

開店時間には程遠いので、中は入ることはできないだろうと思っていたが、

ちょうど、扉が薄く開いていて掃除中の様子。タイルを見せて頂けないかとひと声かけてみた。

 

 

掃除をされていた方がご主人を呼んできてくださり、なんと見学させていただけることに。

やった~!

なんかほんとにいつもタイミングがいいなあ。

 

 

玄関周りに貼られていた肌色に茶色の掠れたラインが入ったタイル。

 

 

そして素敵だったのはこの靴箱の扉。

面格子的なデザインの扉には、日本面格子界の重鎮の一人であるohbaさんもうっとり。

 

 

写真も好きなように撮ってください、と言われたので有難く撮らせて頂く。

浴室内へ。

 

 

床のタイル。

 

 

カランのつく壁面にはマーブル模様のタイル。

 

 

正面奥のタイル壁には北アルプス槍ヶ岳の写真が掲げられている。

茶色と黒のまだら模様のタイルの天辺にはカラフルなモザイクタイル。

 

 

天井と接する壁面にはぐるりとモザイクタイルの帯が取り巻く。

 

 

こんなシックな花柄のタイルも。

 

 

 

 

鯉の水槽もあった。

優雅な入浴タイムが過ごせそう。

 

 

可愛かったのは水風呂。

 

 

ピンクのグラデーションのモザイクタイル貼り!

 

 

ライオンの吐水口も!

 

 

 

 

浴室入口にはビーナス像。

 

 

そして脱衣所。

こちらは女湯の方で、少し鏡が大き目。

 

 

カラフルなアクリル板の扉のロッカーも昭和32年当初からのままだそう。

 

 

女湯には籐製のベビーベッドも。

 

 

洗面台との仕切りに貼られた華麗なタイル。

 

 

看板犬のモコちゃん。

18歳になるというモコちゃんはそんなお年には見えず、毛並みがふわふわ。

可愛くて癒された。

ご主人にはいろいろお話も聞かせて頂いた。

12月にはこちらでイベントが行われるとか。近くのおすすめの食堂なども教えて頂いたので、φ(..)メモメモ

快く見せて頂きありがとうございました。

 

 

延命湯を後にし、町歩きは続行。

 

 

玉石タイルが敷き詰められたポーチ。

 

 

タイルが全面に貼られた食堂。

 

 

こんな蔵を改装したカフェ「キッチンLaugh! Cotan」もあった。

昨年オープンしたよう。

 

 

広大な敷地を持つ「招福樓」という料亭もあった。

広大過ぎて、アプローチから建物も見えない・・

庭先を掃除されていた方にお昼のランチはどれくらいで頂けるのか?

尋ねてみると、1万5千円とか!

一生無理だなぁ。

 

 

アールついたモザイク壁がレトロなハセ美容室。

 

 

 

 

お店の中を覗くと、ありとあらゆる紙を扱っていそうな荒松紙店。

 

 

ohbaさんが新八日市の駅舎が良い!というので、帰りは新八日市まで歩くことに。

この赤い煉瓦の煙突は大正から昭和初期に建てられた旧マルハチ醤油醸造所のものだそう。

敷地には建物がいくつかあり、昭和30年代に休止され、使用されずにいたため、取り壊しの話が持ち上がったという。

その後地域の方々のコミュニティースポットとして活用することとなり、お惣菜の販売やカフェもされている。

残念ながら、この日カフェはもう終わってた。

 

そしてすぐ近くに、ohbaさんが以前に来た時に発見したというとっておきの物件があるというのでやってきた。

大通り沿いから少し奥まったところにあった旧宮路病院。

瀟洒な木造2階建ての建物で、玄関扉にはいろんな型板ガラスが使われていた可愛い物件。

 

 

 

 

 

更にohbaさんいわく、東近江市は飛び出し坊や発祥の地であるとか。

やたらと多い、飛び出し坊や看板。この道路には見える範囲で三体の飛び出し坊やがこっちを見てる。

 

 

古い薬局のショーウィンドウ下のタイル。

 

 

そしてちょうど一息入れたいところで、現れたカフェ「A&H Cafe'Gallery」

 

 

塩蔵を改装したという店内は高い天井に太い梁が通っていて、

 

 

むき出し壁は塩蔵として使われていた時のままだという。

 

 

チョコレートパフェを食べて糖分補給。

 

 

新八日市駅へ到着。

大正11年に建てられた木造二階建ての駅舎。

いい具合に蔦が絡まった水色の駅舎はフォトジェニックで素敵だった。

 

 

駅のホームから駅舎を望む。

 

 

この後は、ohbaさんが出展している京都三条のギャラリー「Art Spot Korin」へやって来た。

そう、ohbaさんは針穴写真家であり、アーティストでもあるのだ。

先月いっぱいまで2箇所のギャラリーで出展されていて、そのうちの一カ所に立ち寄らせて頂いた。

 

 

煉瓦がテーマのこの展示では各アーティストの方々が煉瓦をモチーフに思い思いの試みをされている。

ohbaさんの作品は海で拾ったシーレンガをシーガラスと共に煉瓦サイズのガラスのボックスに閉じ込めたもの。

シーレンガにはそれぞれ赤煉瓦近代建築の写真が転写されていて、その細かな転写を備え付けの「板付きレンズ」で

拡大して見ることができるという凝った仕掛けがされたもの。

角がとれて丸くなったシーレンガも元は何かの建物の一部として活躍していたのと同じように

人も年を取るにつれ角がとれて丸くなり、小さくなっていずれは消えてしまうという意味合いも込められているという。

(合ってます?!)

アーティスト直々に解説頂いて作品を堪能させて頂いた。

他のアーティストの方々の作品も、初めて見るような素材や表現方法が使われているものがたくさんあって、刺激的でもあり、

自分の頭では理解不能なものもあり、楽しませて頂くことができた。

 

 

雨上がりの石畳が美しい路地。

この日は一日、ご一緒していただいてありがとうございました。

 

 


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