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京都商工会議所ビル閉館記念探訪ツアー

2018-12-13 | 建築巡り・街歩き【京都】

いつもいろいろな建築公開情報を送ってくれるUさん情報より、

京都商工会議所の閉館記念イベントで、普段非公開の部屋を見せて頂けるということを知り行ってきた。

現在の京都商工会議所ビルは昭和39年に武田五一の孫弟子にあたる冨家宏泰設計により建てられた三代目の建物。

 

 

ワールドコーヒーが入っている1階ロビー床の十二支のモザイクが、この日はテーブルなどが端に寄せられてて

2階から見るとばっちり全景が見えた。

 

 

1階が見下ろせる2階廊下のフェンス。

 

 

吹き抜けの天井からは線香花火のような照明、ガラス窓の向こうは枯山水の庭園が広がる。

 

 

 

 

1階へ下りて、大理石のモザイクを間近で。

 

 

中庭にある枯山水の庭園は重森三玲作庭のものだそう。

 

  

壁面につくブラケット照明。

ここまでは、ワールドコーヒーに入ればいつでも見れたのだけど、

 

 

ここからは3階の特別公開の部屋へ。

こちらの会頭室は会頭の執務室で、国内外からの賓客接遇にも利用されるという部屋。

 

 

執務椅子の背面はキラキラ光る素材の壁で、

 

 

近寄って見てみると、なんと貝が寄せ集まってできてるようだった。

 

 

チェストには可愛いオシドリのような鳥が向い合せになっているデザインの西陣織の生地が引き戸に貼られてた。

 

 

特別応接室。

 

 

こちらには武田五一が設計した2代目ビルの暖炉が移築されている。

 

 

こちらは役員の交流スペースである議員クラブ。

 

  

この議員クラブの部屋にあった素敵なスクリーン。

なんと真ん中がやきものの陶板で周りが籐でできたものが繋げて作られている。

 

 

清水焼だというこの陶板がとても素敵。

やきものと籐のコラボ、初めて見たかも。

 

 

やきものなので、一枚一枚微妙に色合いが違っていて、どれもいいなあ。

  

 

 

 

家具の扉や天井に貼られる西陣織が京都らしい。

 

 

 

 

議員クラブの奥のバーカウンターのあった部屋。

 

 

 このカウンターと背面のタイルに付く間接照明がいい雰囲気。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは特別役員室。

 

 

そしてあちこちの扉に使われている、この陶板の取っ手がとても美しい。

 

 

こちらは中庭に出る扉の取っ手。

 

 

議員クラブの扉の取っ手。

 

 

この階段室の壁面一面のタイルも美しいなあ。

 

 

織部釉の中に茶色ぽいものや赤ぽいものが散りばめられていて、ニュアンスのあるタイルにうっとり。

 

 

閉館記念特別公開は12月15日(土)まで。

 

 


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