レストラン西洋軒で腹ごしらえした私たちは、松江の建築巡りに繰り出した。
建築巡りには事前にNPOの「まつえ・まちづくり塾」が販売されてる松江建築地図2013を取り寄せ、参考にさせて頂いた。
まずやって来たのは田野産婦人科医院。
明治4年に建てられた松江で最初の擬洋風建築であり、最古の病院建築でもあるそう。
壁厚が25cmもあるという土蔵造にアーチ窓が並ぶ
ガラスもわざとなのか、それぞれ柄違いのものが入れられていた。
田野産婦人科医院近くの和菓子屋さんの二階へ上がる階段の壁に
スリップウェアのタイル発見!
カッパの柄が面白い。
浅野小児科医院は明治45年建築
松江城の堀までやって来た。
興雲閣を見にきたのだけど、下から見上げるとブルーシートが見え、いやな予感。
なんと修復真っ最中だった;
松江建築地図2013には近代建築だけでなく、現代建築も載せられている。
松江にはモダニズム建築が多くあるらしく、その中でも菊竹清訓氏の建築が数多く見られるそう。
こちらは昭和43年建築の島根県立図書館。
館内もロビー吹き抜けの空間が大迫力。
すぐ近くには同じく菊竹氏の武道館もあった。
こちらは大正15年に料亭として建てられた建物で、昭和に増築されてから料亭旅館「蓬莱荘」となり、
現在は複合飲食施設として使用されている。
ここもお昼のランチの候補に上がってたところ。
食事もしないので、中へは入ることはできないだろうと玄関周りの写真を撮っていたところ、
お店の方が出てこられ、有難く見学OKとのお許しを頂いた。
玄関に衝立のように飾られていたステンドグラス。
メインのお部屋は食事中の方もおられるので、避けて奥の空いてるお部屋まで見させて頂けた。
本館と離れをつなぐ渡り廊下も風情がある。
舟底天井の渡り廊下。
お庭もきれい。
和食のお店の他に蔵を使ったバーやイタリアンのお店などもあった。
和食の方もイタリアンもお値段は千円台からとお手頃で、雰囲気もいいのでここでランチもよさそうだった。