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松江&三朝温泉&鳥取の旅2015【松江の近代建築巡りその三】

2015-03-30 | 松江&三朝温泉&鳥取の旅2015


松江の建築巡り、新大橋を渡って橋南地区へやってきた。
居酒屋などがひしめく繁華街の中に突如現れた和風建築、料理店、巴庵。
昭和2年に建てられた老舗の旅館建築で元遊郭。





ここも登録有形文化財の建物で食事ができるとチェックしていたのだが、
夕方からの営業とのことで
ランチは諦めたのだけど、お店の方のご好意で開店前の時間帯に見学を少しならさせて頂けるということになっていた。





玄関を入ると赤い衝立が





照明も建築当初のものだそう。





1階の広間





造り付けの金庫がある客室。





廊下を囲んで中庭もあった





2階へ


















2階の大広間は豪華な折上げ格天井に。
各室、全国から集められた銘珍木を用いて造られたという。













ひょうたんのモチーフの装飾があちこちで見られた。









繊細なデザインの欄間も。

開店前の慌ただしい時間帯にもかかわらず、快く見学許可して頂き、最後は丁寧にお見送りまでしてもらえて好感度大。
また機会があれば食事をしてみたい、と思わせるお店だった。





引き続き、建築巡り・・
昭和26年建築の福寿苑。
丸みを帯びたコーナーに丸窓が並ぶ。
何の建物だったか??





大正末期~昭和初期建築の出雲ビル。
松江で最初の鉄筋コンクリート造のビルだそう。
当初は高級食材を扱うお店で、喫茶室、サロンなどがあったとか。
現在は地下はライブハウス、3階には漢方茶のカフェやレザーバッグのオーダーメイドショップなどが入っていた。









1階の階段上がり口にはアールを描いたいい感じのポストが。





帰りになにげにポストを触ったら、ポストが回転して裏の取り出し口が見えた。
面白い仕組みだ。





3階4階はおしゃれに改装され、カフェやレザーバッグのお店に。





昭和6年建築の愛隣會館
元は明治29年に福田平冶翁が孤児等のために私財を投じ、開いた育児院だそう。





大正11年に建築された島根大学旧奥谷宿舎。
島根大学の前身、旧制松江高等学校の外国人教師とその家族のために建てられた官舎。





駆け足気味で回ってきた松江、松江名物のぼてぼて茶も飲みたかったのだけど、お店の駐車場と時間がなく断念~
お土産買いに立ち寄った彩雲堂で松江の銘菓を買い、ぼてぼて茶のことを聞くと
近くの中村茶舗でぼてぼて茶が売っているとの情報を得、駆け付けた。





なんと中村茶舗ではお抹茶とお干菓子のおもてなしを受けて感激・・
さすがにお茶処、松江だ。
ゆっくりカフェに入る時間もなく動き回ってた私たちにしばしのくつろぎタイム。





中庭を眺めながらほっと一息つかせてもらうことができてうれしかった。。
ここからはTさん運転により、三朝温泉まで直行した。

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