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台湾・高雄&嘉義の旅2018【嘉義の朝散歩その一】

2018-01-20 | 台湾・高雄&嘉義の旅2018

最終日の朝、私たちは11時過ぎの電車までフリータイムがあったので

もちろん早起きして散歩へ繰り出した。

ここは阿里山森林鉄道の車庫公園。

かつては車庫の他、修理工場、停車場、車両清掃工場などの設備があったそう。

使用されていた列車が野外に展示され、廃線跡もそのままで公園として整備されているのだ。

 

 

その車庫公園を囲む塀がなんとモザイク画に。

10mm角のモザイクタイルが用いられて、遠くから見ると結構写実的な絵が描かれている。

それが数十mに渡って描かれているのが圧巻。

 

 

これは阿里山から切り出した材木を運んでいるモザイク画だなあ。

モザイク画の上には列車が描かれたレリーフ陶板がずらりと並ぶ。

 

 

 

 

人々が農作業をする様子や

 

 

季節の花なども描かれてる。

 

 

 

 

そして機関車が走るこんな大きな陶板も。

 

 

モザイク画が並ぶ前にはこんな刈上げ頭のように丸くカットされた木がずらっと並んでいたけど

台湾ならではのカット?!

 

 

ガジュマルの木も南国らしいなあ。

枝なのか根なのか不明な育ち具合・・

 

  

 

こちらは阿里山登山鉄道の北門駅。

1910~1912年に建設された北門駅の木造駅はタイワンベニヒノキを用いて造られた日本式駅舎だそう。

阿里山森林鉄道の起点駅となり、山から運搬した木材を集積する場所でもあったという。  

 

現在は旅客鉄道になっているそう。

なんと標高差2000m以上もあるところを行き来するという。

 

 

駅舎内は格天井で和の雰囲気

 

 

切符の窓口 

 

そして、日本式建築が多く立ち並ぶ一体は、日本統治時代、木材の集散地であったこの地区に

日本政府が阿里山を開発するために建てた宿舎群であったそう。

その宿舎の大部分は檜で建てられていたため、檜町と呼ばれていたそうで

台湾最大の日本式官舎建築群でもあったという。

 

 

現在は28棟の宿舎が残されていて、しばらく荒廃していたそうだが、
 
政府が4億元の費用と4年の歳月をかけて修復保存し、
 
2014年に「檜意森活村」としてオープン。カフェやショップ、ギャラリーなどに再利用されているそう。 
 
 

朝早かったので、さすがにまだどこも開いてなかったが。

しかし、台湾では、どこでもこうして日本時代の建物を大事に残してくれているなあ。

 

 

営林局のクラブだった洋館も。 

 

 

高い門と塀に囲まれてほぼ見えないけど、旧嘉義農林学校校長官舎は1930年に校長官舎として建てられ

その後は教職員の宿舎として利用され、現在は卒業生OB会のオフィスとして使用されているそう。

 

 

 

ほんとのブラシみたいなブラシの木。

 

 

 檜意森活村を抜け、町中へ。

ちょこちょこ見かける山並みに日の出?みたいなデザインの面格子。

 

 

そろそろ朝ごはんも食べたいなあ。

食べ物屋さんのお店が並ぶ

 

 

提椰多珈琲と看板がかかったお店。

 

 

なんとここにもマジョリカタイルに囲まれたタイル絵が

 

 

 

入口ドアの両脇には山並みや松の木などが描かれていたタイル絵がマジョリカタイルに囲まれて

入れられていた。

 

 

 

この後は市場に突入・・

 

  

 


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