m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

源ヶ橋温泉見学

2017-12-11 | 銭湯のタイル巡り

今年最後の建築講座で訪れたのは大阪の天王寺にある源ヶ橋温泉。

駅から温泉へ向かう途中、タバコ屋さんのショーウィンドウ下にスクラッチタイルが貼られてると

教えてもらった。

 

 

皆でタイルに注目してたら中からおばちゃんが出てきてくれて、写真を思う存分撮らせてもらえた。

立てかけられてたパイプたばこの看板がかわいい!

 

 

向かいにはシャボン玉のようなデザインの面格子がはまるお店。

 

 

ここの洋品店の2階部分もいいなあ。

 

 

さらに商店街を進むと、めちゃいい感じの扉のお店が・・

甘党ゆかり

 

 

すごい・・入ってみたい

でももうすでに皆から置いてけぼり・・先を急がねば・・

 

 

すると今度はタイル尽くしのいい感じの理容院が・・

なかなか先に進まん~

 

 

入口周りはいろんなモザイクタイルに囲まれてる

 

 

ガラスブロックとモザイクタイル。

 

 

ちらりと中を覗くとまたまたかわいいモザイクタイル!

中におられた店員さんに声をかけて撮らせて頂いた。

 

 

店内も素敵~

 

 

鏡周りの柱や装飾が凝ってるなあ。

 

 

更にこんな葉っぱの型押しタイルが貼られたお店も発見。

ここからダッシュで源ヶ橋温泉へ。

 

 

温泉の前にあったお店のタイルにも注目!

 

 

渦巻きのような模様の入った立体感のあるタイルが貼られてる。

この辺りにあった建物何軒か、同じタイルが使われてた。

 

 

そして源ヶ橋温泉の見学へ。

昭和12年に建設され、現在も現役の銭湯で、登録有形文化財となっている。

 

 

 

 

ファサードの2階部分にはステンドグラスが入ったアーチ窓、脇には自由の女神像。

屋根の上にはシャチホコが乗っていて、和洋折衷の不思議な雰囲気の外観。

 

 

2階にあるステンドグラスの丸窓他。

2階はかつてビリヤード場やダンスホールとして使われていたそう。

床の老朽化が激しいとのことで、今回は見学できなかったけど、

 

 

最後に階段下から見せて頂くことができた。

 

 

そして、銭湯の中へ。

沓脱場にはモザイクタイルが敷き詰められてる

 

 

玄関天井にはティンパネルが貼られ

 

 

番台の窓口

 

 

この型押しガラスの模様がとても素敵

 

 

脱衣所。

女湯、男湯共ほぼ同じデザインで

 

 

天井は玄関と同じくティンパネルが入れられていて、真ん中にはシャンデリアが下がり、洋の雰囲気。

 

 

浴室入口扉上にも凝った意匠が

天井の回り縁なども細かく装飾されている。

 

 

昭和レトロなタイルも

 

 

女湯には懐かしい雰囲気のベビーベッド兼ロッカーが並んでた。

 

 

お手洗いの扉上の欄間は波と鳥の意匠が透かし彫りされていて、ここは和風

 

 

トイレの床もタイル

 

 

年季の入った扇風機がいいなあ

 

 

浴室内は意外とシンプル。

天井は一面モザイクタイルだそう。

 

 

水風呂にはライオンならぬ、

 

 

羊の顔の湯口があった。

 

 

男湯の脱衣所から見える坪庭。

お風呂上りにほっと和めそう。

 

 

奥にはこんな応接室も

 

 

 

 

 

見学を終えた時、ちょうど開店時間となり、のれんを掛ける作業を皆で見せて頂いた。

お風呂屋さん、開店中はなかなか写真は撮れないので、営業時間外に見れてよかった~

この後は旧大阪女子商業学校(あべの翔学高等学校)を見学し、今年最後の講座だったので忘年会を楽しんで帰ってきた。

 

 

 

コメント
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