ノートルダム女学院の和中庵を訪れた後、哲学の道を歩き、その後地下鉄に乗って旧九条湯にやってきた。
ここでこの日、フリマ&内覧会が行われてると教えてもらっていた。
密集した住宅街の中に突如現れた旧九条湯。
正面から見ると隠れてしまう玄関の唐破風の屋根。
沓脱場からモザイクタイルが貼られてるー
ワクワク・・
入口両脇の柱下にはこんな大理石風のタイルを囲むコーナーが
番台
番台の足元にもモザイクタイル。
天井は折り上げ格天井に
欄間は竹とスズメ?の透かし彫りが風流。
女湯の浴室入口上部には舞妓さん?の後ろ姿や三重の塔、水辺などが描かれたモザイク画が素敵。
モザイク画の下は雷紋のタイルなどで縁取りされていて細かいところまで手が込んでる。
鏡の下も白いモザイクタイルがびっしり。
扇風機もレトロだなあ。
浴室扉前床のタイル。
浴室入口脇にはこんな立体感のあるタイルも。
浴室へ入ると、そこは更にタイルパラダイスに~
ライオンの湯口があったり
浴槽はもちろんタイル尽くし
奥の浴槽の底には、溝に並べられた玉石タイルが可愛い。
更に浴槽内の吹き出し口、この丸いくぼみにもずらりと入れられた玉石タイル。
うわぁ~いいなあ。
水栓のアールに沿って貼られたタイルも
男湯の方も覗いてみると、タイルのチョイスは少しずつ違ってた。
浴室入口上部のモザイク画は海に浮かぶ帆船?
洗面台周りに貼られたタイルがこれまた可愛い。
ポピーか何かの花がワンポイントに描かれたタイル。
こちらの水風呂にもちゃんとライオンがいた。
こちらの浴室ではフリマの商品が並んでなかったのですっきり撮れた。
カランがずらりと並ぶ
男女共の浴室にあった岩で装飾された浴槽。
床、浴槽、水栓まわりと、いろんな多種多様なタイルが使われてて楽しいなあ。
壁周りのタイルはちょっとポップなタイルが入れられてた。
こちらの旧九条湯は廃業されたが、今後は元銭湯の雰囲気を失うことなく、イベントスペースと
2階はゲストハウスとしてリノベーションされるのだそう。
この日元の銭湯としての内装を見ることができる最後の内覧会だったそうで、
おもう存分見れてよかったなあ。
この後は島原方面へウォーキング。