m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

名古屋&瀬戸の旅2017【瀬戸のタイル巡りその三】

2017-12-15 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

本業窯から中心部へ戻る途中、雲行きが怪しくなり、ついに雨がパラついてきた。

この日は晴れだと思って、持ってきたビニール傘をホテルへ置いてきたのが悔やまれる~

小走りに道を歩いていると、頭上から「窯詰めをしているので見て行きませんか?」

との声・・

 

 

建物の窓からおじさんが声をかけてくれてた。

これは、天の声!と、「見て行きます!」とお願いして、建物の中へ入らせて頂いた。

ちょうど来年の干支の犬のオブジェの本焼きの窯詰め中とのこと。

石膏の型を作り、そこで型取りした本体に、手作業でしっぽなどディティールを作り上げたものだそう。

広い作業場は古い陶磁器工場跡を借りておられるのだとか。

 

 

更に奥のアトリエを案内して頂いた。

仕事を引退した後、瀬戸で陶芸学校へ通い、卒業後、

こちらの施設を借りて、ご夫婦でそれぞれ作品を作られているのだそう。

 

 

磁器の器を作られている奥様の作品。 

 

 

猫とネズミの模様がかわいい蕎麦猪口。

ひとしきり作品を見せて頂いたりお話をして、外へ出ると雨が上がっていた。

よかった~

車で駅まで送ってあげるとのお言葉を丁重にお断りし、散策を再開・・

 

 

庭に敷かれた煉瓦の間に無造作に挟まっていたのは本業敷瓦?!

 

 

これは窯道具?!

玄関までのアプローチに敷かれていた。 

 

 

魚屋さんの建物

 

 

目がチカチカしそうな、チカチカタイル 

 

 

元は何かの商店だったような建物

 

 

玄関扉の両サイド下部にモザイクタイル貼られてた。

 

 

黒猫と目があった・・

 

 

 瀬戸川に掛かる橋、東橋。

 

 

鼠志野のやきものを積み上げた柱。

 

  

せとっ子ファミリー交流館。

 

 

寄って見ると、織部に白萩がかかっているのかいい感じの風合いのタイル。

 

 

玄関ホールには大きな陶板が

 

 

入口がモザイクタイルに囲まれた理容院

 

 

 

 

理容院の写真を撮らせてもらっていたら、中からご主人が出て来られ、

ここの壁がすごいから、と連れてきてくださった。

土塀に割れた窯道具?などが無造作にめり込ませられていた。

 

 

こちらは個人のお宅の塀。

一番上は陶枕、タイル?、下は窯道具と層状に積み重ねられてる。

 

 

何かの蓋?にされてた、これも敷瓦・・

 

 

こちらも元理容院。

モザイクタイルがびっしり。

 

  

こちらはもうお店はされてないようだけど、ちょうど家の方がおられたので

少し中のタイルも見せて頂けた。

 

 

床のタイル。

 

 

 

 

病院の建物だけど、2種類の渋めタイルが使われていていい感じだなあ。

 

 

 

 

茶系の濃淡が複雑な色合いの壁。

 

 

 細長いボーダー状のタイルが貼られた部分も

 

 

商店街に差し掛かると、こんなモザイクタイルや

 

 

糸ミミズが這ったようなタイル、

 

 

表面がやや凸凹した表情のあるタイルなども発見。

 

 

商店街の中には元写真館の建物がギャラリーとして活用されている。

 

  

 

 

両脇のステンドグラスは華やかで、そのショーケースの下はタイル貼りに。

 

 

 思う存分、瀬戸の町並みを歩きまわることができて、楽しかった~

この後は名古屋へ戻り、時間まで少し歩いた後はバスに乗って帰途へついた。

 

 

コメント
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