ランシモ

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メロンをいただいた

2021-08-13 11:20:37 | グルメ

古い友人からメロンをいただいた。

何年も会っていないが、お礼の電話をしたら元気そうだった。

茨城県の鉾田(ほこた)のメロンは生産量が全国一番だそうです。

皆さんよく知られていないことですが、茨城県は全国屈指の農産物の大産地なんです。

メロンも梨も栗もお米もサツマイモも出荷量が多い。

ジャーン

美味しいメロンでした。

メロンを送っていただいた友人は大学時代からのお付き合いで、彼ほど「浮き沈み、天国と地獄を知った境遇」の人を私は知らない。

今は彼は大学教授と企業のコンサルティングをやっているが、大学卒業して最初の勤め企業は一部上場の建築会社。

その後しばらくして、彼の能力を見込まれてとある名門旅館の立て直しにスカウトされた。

傾きかけた名門旅館の経営を立て直し繁盛させて、地方都市の新幹線駅前にシティーホテルを建てるまでいった。

オープニングのパーティーでは、自民党の大臣らがそろって出席していた。

その末席に私も呼ばれていったが、自分には場違いな不慣れな世界だった。

堅苦しかったよ〜〜〜。

それが、経営がうまくいったはいいけど、良くなったところで企業の買収合戦で名門旅館から身一つで追い出された。

そこで居酒屋をやって潜んでいたが、彼の能力を認めていた財界・銀行筋から請われて、地元名門企業(200年の歴史ある)の立て直しを頼まれた。

そして、その名門企業を立て直して、、、もう15年はたってだろう。

再建屋さんみたいなことかなーーー?

経営が安定してきたので社長を彼の甥っ子に譲って、いまでも仕事をしてコンサルティング業と大学教授に収まっている。

波乱万丈な、、、面白い人生だ〜〜〜。

買収合戦の時は部下にも裏切られたりして落ち込んでいたが、リカバリーが早くてすごく逞しい。

私は学生時代から働き続けている業界で、、、他の業界のことは全くわからない。

いわば単純細胞みたいな生き方だ。

自分で敷いたレール上を走り、あらゆるところから襲ってくる障害物を取り除くのが仕事みたいな雑務人生です。

それだけでも大変なんですが、、、。

アートから縁遠いし、エンターテイメントでもないし、きらびやかでもない、ジミーな仕事です。

メロンをいただいて、つくづく「持つべきものは友」と感じ入った。

彼らを見ていると自分が勇気づけられます。

ファーマーズマーケット なだろう

311-1521 茨城県鉾田市飯名537-1

コメント
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