ランシモ

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CB450を見つけた

2014-08-02 15:08:48 | 

つちのこバイクのCB450を小平で見つけた。

野良仕事に行くのに、今日は暑かったので自転車で知らない道を気ままに走っていた。

何やら、遠くから懐かしい形が見えてきた。

じゃーん

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1965年、世界に出て行ったホンダが、市販車でも世界一のバイクを作ろうとした。450ccで650ccのトライアンフを打ち負かそうと企画されたもの。

GPとは直接は関係ないけど、エンジン技術はフィードバックされていた。

野心作だったが、排気量の差はいかんともしがたかった。

アメリカへ輸出されたが、650ccのトライアンフやBSAには勝てなかった。アメリカ市場ではさらに排気量の大きいハーレーもあったので、450ccじゃキングになれなくて、商業的には失敗作だった。

次期作の750ccでようやく市販車世界一の座を勝ち取った。

のちに川崎が900ccのZ2がアメリカで大好評になった。今では1300cc以上もあるから、昔のバイクはかわいかった。

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きれいに整備されていて、これのCL450もガレージの奥に鎮座していた。CL250などという珍しい機種もあって、それは奥さんの愛車だそう。

このCB450は180度クランク。国内バージョンは360度クランクだった。排気音が違う。当時はそんなことを聞き分けるのががマニアの証でした。

単純に排気量アップしたら180度も360度も関係なくなるほどパワーアップするんですが。

この方は、古車をアメリカで買ってくるといっていた。CL250やCL450は希少生産車だから、日本じゃ発見もされないだろう。

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古いホンダのマークです。

 

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ツーリーディングのドラムブレーキ。内部拡張式というやつです。かっくんブレーキが多かった。

 

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CB450はDOHCだったが、売れ筋の250ccのCB72はまだDOHCにはなっていなかった。

市販車のDOHCは市販レーサーのベンスパ (125)やC110などが最初だったと思う。

 

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このクジラタンクには真ん中の溶接後にカバーがかけてあった。盛り上がった溶接ラインが、なにかの衝撃でライダーの胸を裂くといわれたものです。

10代の頃に憧れて見ていた時は大きく感じたが、今見ると実にコンパクトだった。

私が高校生だったか、夢のまた夢のバイクでした。

コメント (2)
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