中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

心に響く歌。

2016-06-08 02:17:22 | Weblog
少し前に、テレビの深夜番組で冨田勲の「イーハトーブ交響曲」の制作の模様と演奏を放送しておりました。

子供の頃から、宮沢賢治の大ファンだったそうで、「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」などをモチーフに作曲して、なんとあの初音ミクちゃんとコラボさせておられました。

ステージの真ん中にでかいスクリーンを配置し、そこで初音ミクちゃんが歌って、踊ってました。
「異次元コラボ」。

子供達のコーラスと女性コーラス、男性コーラス。
ご自分の最後の大作になるだろうとおっしゃってましたが、その中の「銀河鉄道の夜」。

宮沢賢治の本は、いくつか読んだのですが、「銀河鉄道の夜」はあまり記憶にありません。
ミクちゃんの澄んだ歌声のあと、字幕に
「南十字星の場面を、富田は賛美歌で仕上げた」みたいな言葉が出て、男性コーラスの厳かな響きが始まりました。

「いつなのかわかりませんが、主はわたしに言われるでしょう。
もうよい、おまえのつとめは終わった。
その地をはなれて、ここへおいで。
御神とともに、いつかどこかへ」

一度聞いただけなのに、心に響く歌。
何度も何度も録画を再生して、聞きました。

男性コーラスに途中から女性が加わり、それは綺麗な響きで歌い上げていきました。

そうなんだ、人はやっぱり何かお役目を果たすために生まれて来、そして努めが終わったら、主に呼び戻される。
いつか呼ばれる日が来るまで、せっせと生きていたら良いのだな。

全く記憶にない「銀河鉄道の夜」を読んでみたいと、さっき図書館で予約しました。
「南十字星の場面」というのは、どんなんだろうな~。
コメント
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