中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

電磁波で痺れます。

2016-06-28 01:50:50 | Weblog
知ってました?
スマホの電磁波がきついこと。

肺がんでかなりしんどい方の施術。今は、週に2回揉みになっています。
「友人達が、メールで大丈夫?元気?って聞いてくれるんですが、お返事を書いていると腕が痺れてくるんです。でも、折角、メールくれてるんだから、返しておきたいしね」

そ~なんだ。
電磁波で、腕が痺れるのか。。。
「元気な方には、感じないでしょうけど、手術後の方や、私のようにひどく弱った人は、電磁波の影響がすごいんです」
そういえば、去年、肺の術後、メールをするのも疲れてっておっしゃってたっけ。

その後、だんだんメールの文章が長くなって、お元気になってこられてるって思ったっけな。
お電話はしにくいから、せめてメールで、ってお友達は思うけど、そんなことは知らないだろうな~。
携帯のない昔は、お見舞いのハガキを病院あてに送ったりしてましたね。
何度も読み返せるから、手紙やはがきは嬉しいって言われた方もありました。

近頃は、0歳児でもスマホを触っている。
将来、なんらかの影響が出るかもしれませんね。

足揉みで有痛がでるのも、同じ理屈なんですよ。
元気な時は痛まない足が、弱った時に痛みをだす。
弱った時は、身体をより敏感にして痛みを出し、休ませるようにするのだそうです。
痛い時は、休んでおくれ。って脳が言うてますの。

痛みやしびれにも理由があるんだね。

ぱくちゃんは、未だにガラケー。
スマホに替える気は、今のところない。
ないどころか、ガラケーもいつか手放したい程。

物にも、人にも、携帯にも縛られずに、自由に生きたいもんですね~、そのうち。
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認知症を揉んでみる。

2016-06-28 00:39:03 | Weblog
認知症の足揉みは、88歳で今年の3月に亡くなった実家の父が一番長くて、12年。
ぱくちゃんが、足揉みの資格をいただいた時は、すでに認知症を発症しておりました。

以来、糖尿病がありましたので、週に2度の足揉みを7か月間。
その後、月に1,2度を数年間。
5年前に母が亡くなってからは、月に3,4回。
3年程前、認知が進み始めて以来、再び、週に2度のペースで施術してきました(これが精一杯)。
父は、アルツハイマー型ではなかったようなので、生活習慣や家族の顔も忘れることなく、ただ、記憶が留まらないという症状のまま2か月前に88歳で亡くなりました。

亡くなる前数か月の間に2,3度、徘徊していましたが、すでに長距離を徘徊する体力もなく、自宅付近で回収されていました。
認知症状は12年の間に、非常に緩やかに進行していったと思います。

人によっては、2,3年の間に、妻の顔も忘れてしまうほどの急激な悪化もありますのに。

現在、認知症の80代の女性を二人施術しています。
足揉み歴、1年の方と、半年の方。
今のところ、月に2度施術しています。

今日は、84歳の女性。
最初は、月に1度の施術だったのですが、ここ2か月は月に2度になり、今で半年です。
いつ頃から、認知症状が出始めていたのか、同居の娘さんもよく分からないとおっしゃいます。
10年前に亡くなられたご主人と二人、散髪屋さんをされていました。(今も現役)
ご主人が亡くなられてから、娘さん夫婦と同居がはじまったのですが、そのころから本当か、妄想か分からない発言があったようです。

半年前、初めてお会いした時は、ほんの軽い認知症か?と思う程度だったのですが、少し進行しているようです。
今日も、足揉みにお邪魔すると、朝から母の財布がなくて。。。とおっしゃる。
認知の方は、なぜか物の置き場所をコロコロ変えられる。

ぱくちゃんなぞは、ずーっとおいてる場所を変えると、前の置き場所ばかり思い出して、新しい場所を忘れてしまうということがあるので、原則、物の場所は変えない。
どーしても、変更するときは、以前の場所に「次はあちらに置きました」とメモを置いた方が良いと思うほどです。

でも、なぜか変えたがる認知症の方。
施術中も、同じお話が繰り返し出てくるのですが、ほー、へー、そー、ふんふんと初めて聞いたのごとく、相槌。
「ウソも方便」「口から出まかせ」でも、ご勘弁を~。

とにかく、認知症の方が嬉しくなるような言葉かけをして、徹底的に相手の免疫を上げることに専念する。
すると、足揉みが終わるころには、最初と少~し雰囲気が違ってきます。

84歳の方の後、娘さんの足揉みをしていると、訪ねて来ていた妹さんが、
「お姉ちゃん、お母さん頭のスイッチ入ったみたい!!探してた財布、ここやでって出してきた」
なんと!思い出したのか!そーいうことやねんな。

しばらくすると、あらら。。
「お召しかえされたのですね、よそいきの服に着替えて」
「そー。今から、娘と買い物に行くから。センセも一緒に行こ!」
って誘われた。
「お母さん!もう買い物行ったやん。財布がないって言うから、あまり買えなかったけど。。」

まあまあまあ。。買えなかったのなら、今度は見つかった財布でタントお買い物してください。
こんなに楽しそうなんだから。
何時間も前に行った買い物なんて、とーに忘れてはる。

たまに出会うぱくちゃんと違って、ご家族は毎日のことだもの、疲れる。
でも、対応を間違えると、ドンドン進むのが認知症。
それに少しでも、歯止めをかけることができますよ~に、最低月に2回の施術、お願いいたします。

もう一人、81歳の女性。
月に2度の足揉みが、今月お葬式に行くとかで、月に1度になってしまいました。
すると、不安感増大。なんで、こんなに分からない、忘れる?
大丈夫、大丈夫。
今度からは、キャンセルじゃなく、変更しながら月に2度をキープしましょうね。

一人暮らしで、遠くに住んでる息子さんから、毎日夕方お電話があります。
「その日あったこと、色々話すんだけど、ボケたんか!って怒られる」
「あんたも、80が来たら分かるわい!って言うときましょ。
それと、何でもかんでも報告せずに、息子さんが気分良くなることだけお話しましょ。」
「財布落として、警察行ったことも言わんでいい?」
「ちゃんと出てきたんだから、言わなくて良いですよ。内緒の秘密があっても良い良い。」

ぱくちゃんが、こんなこと言ったことも、どれだけ覚えておられるか分かりませんが、その時はとにかく、安心されたでしょう。
対認知症には、不誠実などど思う必要なし。
ただただ、相手が気持ちよく過ごせたら良しといたしましょうか。

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