館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

マングローブの森は深かった!F本観光で行く石垣・西表の旅・その2。

2008-04-18 07:09:42 | 旅は続く


朝飯は7時・沖縄伝統料理と、普通の洋食の、バイキング風の朝飯だった。
旨い!



本日は、西表北のマングローブの森・その川をカヌーで散策の計画。
カヌーはF本観光は、得意技だ。
インストラクターに「ロビンソン小屋」の高市氏(F本はすでに家族でお世話になった方らしい)の布陣だ。
ホテルには頼んでおいた「やまねこレンタカー」が迎えに来て、レンタカーで僕らは「ロビンソン小屋」を目指した。

海岸べりを走る・田んぼがあちこちに出現する。



ロビンソン小屋に到着・高市氏に会う・隣の店で昼飯や飲み物を購入。
写真2枚目が、すばらしいインストラクター「高市氏」。
僕は、カヌーに乗りながら飲む、泡盛を忘れない。



写真は、ピナイサーラの滝をはるか望む、カヌーに乗り込む岸だ。
県道を挟んで、右は海・左がこの写真の河口である。
今から、汽水域の河口から、渓流部まで漕ぎ出すのだ。
写真正面のマングローブの森からは、右端の前面の小高い岡の切れ目から右へマーレー川・正面「ピナイサーラの滝」を目指して左へ流れが続くヒナイ川・写真左には西田川が流れ込んでいる。
3本の川が合流する場所なのだ。



F本号は、ないだ湖面に既にカヌーを進めていた。
高市さんと僕も向かったのだ潮の流れ・風(行き帰りも追い風)・そう何度も無い、カヌーには最高の条件と、高市さんは言っていた。




本日の僕らの行程は、まずピナイサーラの滝を目指す。その渓流部入り口から1度河口に帰り、西田川に入る。そして、途中上陸。雨林をハブに怯えつつ登り、西田川の滝・サンガラの滝を見る・・である。
サンガラの滝が、僕らの昼食の場所となるのだ。

マングローブの森とは、熱帯・亜熱帯の汽水域の植生、そこに生える植物群の総称だ。
ここでは、塩気の強い河口域に「ヤエヤマヒルギ」・カヌーを進めて行くと「オヒルギ」が乱立する。オヒルギは赤い花弁を付けていた。
やがて、渓流部が近づくと「メヒルギ」も目立つ。オヒルギに比べ、やや葉や幹が細かいか。

写真1枚目は「ヤエヤマヒルギ」2枚目は「メヒルギ」だ。



見たことも無い沢山の「動植物」が迎える。チョット紹介なのだ。
「タカサゴシロアリ」の巣だよな~
花は「聖紫花(セイシカ)・・このあたりで見られる貴重な花らしい。



ピナイサーラは近い。



「サキシマスオウ」は村内あちらこちらに「サキシマスオウ群生」とか案内が出るが、ここマングローブの森では、あちらこちらに散見だ。
雨林を登るとき、掴んだ木は、サキシマスオウだったりする。
この板根(ばんこん)は、初めて見る逞しい植物の生きる為の、進化の姿だ。




オヒルギの岸辺に着いた。いよいよ上陸なのだ。



もはやジャングルだよな~



サキシマキノボリトカゲだ。



さそりじゃね~んだ。タイワンサソリモドキなのだ。毒は無いのだ。



ヤエヤマツツジも数輪だが、見ることが出来た。
キノコはさすが森の中、今までの沖縄の何処よりも、沢山の種類が見られた。



約20分登って、サンガラの滝に着いた。




ナメを滑るように流れ・滝・そしてナメと穏やかな滝である。
砂岩が多く、「ポットホール」があちらこちらに出来ている。
ポットホールの中は、おたまじゃくしが沢山いたね。



最大の見もの「ヒカゲヘゴ」だ。あのジュラシックパークに出てきそうな(時代的にはでちゃおかしいが・・)、巨大なシダだ。僕の万系一世も生まれていなかった、約3億6000年前から存在しているとされる、生きた化石だ。その新芽は大根のような大きさで、食べられるらしい・・
食べてみたい!古生代石炭紀ってこと?恐竜も居ないぜまだ。日本最大のシダ植物なのだ。



こういう場所で弁当は、本当においしい!



西表ヤマネコには、会えなかった。「糞」には会えた。
100匹余り・・まあ良く生き残ったね。この森の植物連鎖の頂点に君臨か?



帰りのカヌーは追い風、順調。やさしい高市さんは「ビール」を勧めてくれた。
汗かいて、旨い!うまいったら旨い!



上陸!そしてね、高市さんの案内で、泳ぐ人も居ない「プライベートビーチ」に連れて行ってもらった。
リーフが広がる、綺麗な海だ。
「カクレクマノミ」が見れたんだな!嬉しかったね。



小一時間泳いで、レンタカーを返し、宿。
シャワー・まったり・泡盛だ。
夕方には、浜辺・・・美しく夕焼けに染まりはじめていた。





宴会2日め。雑炊が旨かった。
近所で、イベントの音がしていた。「踊りたい」F本はどうも気になるらしい・・
僕は宿へ・二人は音のするほうにお別れだった。



いよいよ帰らなければならない。海を見ながら朝飯だ。



ハイビスカスともお別れだ。



さようなら西表!



石垣港についた。飛行機まで2時間。
トライアスロン当日だった。



街中をひやかす僕らの目の前を、先頭の選手が走りぬけた。



〆は例の店で、てんぷら・イカ刺し・生だんべ。店のベーベーと記念写真。沖縄の人はホントに観光客にやさしい・・



とんだね~飛行機はやだね~




スパムおにぎり・カツサンド・・ビールだよな~~

空港には「JALトラベルカフェ」が置いてあった。

知ってる人のCDが紹介されていた。

なんかよ~現実に引き戻されてしまったぜ!

さて、明日から、楽しい「仕事」が待ってるぜ!ケッ!
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする