館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

恒例・春の家族孝行旅・今年は伊豆だぜ!・その2(完結)。

2008-04-09 05:40:40 | 旅は続く


弓ヶ浜には、ホテルは3軒、宿のほとんどは「民宿」だ。
細い路地で区切られた、民宿の並びは、どこも綺麗に庭など手入れされ、柑橘類がクネに植えられている。
アロエも有名らしく、見事な大きさだ。花の時期は2月で、残念だった。



弓ヶ浜の名の通り、半弧を描いた遠浅の砂浜は、美しい。
まむし君も徘徊するらしいが・・・・



浜には「ハマダイコン」が美しい花を、あちらこちらに咲かせていた。



翌朝僕は5時起床・やつらは無防備な姿で熟睡だ。
朝風呂・・・幸せだった。

その後、浜、そして綺麗な露地を縫うように、散歩をした。

猟師さん夫婦が、朝の漁の始末をしていた。
網から外しているのは、イセエビだった。

挨拶をして、色んな話しをしてくれた。

「朝何時頃出かけたのですか?」
「5時におきて、今帰ってきた」
「イセエビですね~」
「そう、今日は中々の大きさが獲れたよ、ほら」
きさくで、すごくやさしい。
昨日から感じていたが、店も、どこも、観光客にやさしい。
距離感がじつに良い。



そばに魚が放り投げられている。
「この魚なんですか?」
「そりゃ、さんのじだ(ニサダイ・刺身や酢味噌が旨いらしい)」

目を移すと、植木鉢に赤い珊瑚が転がっている。

「この辺珊瑚があるんですか~(もうね、沖縄が蘇った)」
「このさ、ちょっと沖にあるんだよ」「これが網にかかると網切るのでやっかいさ」「持ってゆくかい?」

「エッ!貰っていいんですか?」「いいよ」

と僕が、その鉢の珊瑚を取ろうとしたら、奥から奥さんが「今日の珊瑚が大きくて綺麗だよ」「こっちにしたら」
と、見事なヤツを持ってきてくれた。

思わぬ、思い出の品を入手だ。

やっぱり、早起きは三文の徳だよな~~



これだ~。



気持ちよい散歩を終えて、部屋に戻った。まだ寝ていた・・・・
民宿の庭の手入れが行き届いている。端のほうには、畳2畳ほどの菜園、春菊やネギが植えられていた。



朝飯だ。朝・申し分の無い量と上手な味付けだった。



下田まではバスと決めた。停留所までは、歩いて2・3分。




乗り始めは僕らだけ。やがて少しずつ増えて、桜と菜の花があちらこちらに見える場所を走る。
写真・咲き誇る桜は「ソメイヨシノ」・右の葉桜が「河津ザクラ」だ。
僕らはピンクの濃い河津ザクラを見慣れているので、ソメイヨシノは色が薄すぎと、感じると、タクシー氏は言っていた。



下田駅の9:50。12時には列車が出る。
残りの時間は、お土産購入ツアーと決めた(女房が)。
僕らは、市場の朝市に向かった。



で、こんなの。



この毛蟹・食べるには身が小さいが、これを味噌汁で食べたら旨いべな。
書いてる今、買わなかったのを、後悔している。



鮮魚・干物・乾物が所狭しと並び、おばちゃんの、威勢の良い声が響く。

僕らは、干物・乾物を沢山購入、宅急便を頼んで後にした。

ここでも、おばちゃんの接客はお見事だった。



町に戻り、買い物ツアーは続いた。
ゆりは友達への、「ご当地グッズ」の物色。
女房は、ある程度の人数が居る、関係機関への「饅頭類」の物色だ。

そうね、人数の多い場所には。饅頭はさいてきか?

そうこうして、12時。ビールとつまみを買い込み、「踊り子号」に乗り込んだ。

列車の5時間・1泊2日の旅では、観光や散策に時間は足りない。
それでも、かなり充実の2日だった。

いい町だった。

来年は・・・どうなるだろう?

2008・春の「家族・孝行旅行」が終わった。
コメント (14)
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