館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

天然もずくだよ~・F本観光で行く石垣、西表の旅・その1。

2008-04-17 06:46:02 | 旅は続く


朝4:25のバスに乗って、7時台に見る富士山は雪をかぶり、雲がまとわりついていた。



高速道路事故でバスが遅れ、空港内を走りまわってやっと間に合った。
空弁・ビール・読書・睡眠の壮大な計画は、しょっぱなから、もろく崩れ去った。

まあ、ビール以外に選択肢は無く・すわりっぱなしで、尻が痛くなった頃、石垣空港についた。9時30は廻っていた。

おーりとーり(ようこそ)だよな~。俺を迎えてくれるんだな~~沖縄!



我々は、まず「白保海岸」に向かったのだ。
石垣新空港の建設でもめた場所である。
当初の計画はこの、綺麗な海岸を埋め立てちゃう訳だった。
さんご礁を含む、貴重な動植物は危ない!ってんで反対運動が起こり、今は、ここより南の山すその地に決まり、建設が進んでいる。



その建設現場に向かった。
白保から程近い、ゴルフ場跡地を中心に、建設は進んでいる。
タクシーの運転手氏に、その辺りを伺った。
1・物流の改善は島の産業に不可欠で、今は基本、村民はすべて合意している。
2・建設土砂や、白保の海のバックボーンの自然が破壊されると、海が汚れるとまだ反対運動は続いているが、ほとんどは本土から来た人々だ。
3・今反対運動は、本土の人と「環境保護を訴える地元の1部」が1坪地主になってやっているが、村民が土地買収に応じなかったのは「あいつの土地が**円で、俺んとこは**円じゃ釣り合わない」ってなことだった。



町の市場には推進の垂れ幕だ。便利さや物の豊かさが、一方に、そしていつも豊かな自然ってやつが天秤に乗り、計られ、選択をせまられる。
新空港が出来れば、帰り便が必ず給油のために宮古島に立ち寄りこともないのだろう?



ヤマトンチュウの僕が出来ることは無い。見定め・そこから少しでも学ぶこと!

反省の時間は、早くやってきた。



港に戻り、11時・1時半の西表行きの船まで、時間はある。
いつもの、まるは鮮魚で「天ぷら」「さしみ」&生だ。



買い物・発送の予定で市場へ。
お土産は、初日にドッと買って・発送。そうすりゃ、後はらくちんなのだ。
その後、昼飯を食べていよいよ船だ。



高速船は速い!



僕は船酔いが心配で、後ろのデッキだ。船は船体を覆う様に屋根があり、客室は部屋になっているが、後方のデッキは床・ベンチ・その上に張り出すように屋根だ。
エンジンの側で、音や振動・油の匂いはすごい。それでも、波のゆれは少ない。



しかしよ~その屋根を支える鉄のポールは破断している。さらに柱も、亀裂が大きい!大丈夫か?この船?ちなみに「サザンキング」って名だ。キングだぜ!?




そうこうして35分。西表に着いて・ホテルの迎え・宿に着いたのだ。
今までの沖縄旅で、初めての「リゾートホテル」だぜ!
素泊まり2500円の民宿じゃないぜ!



もうね、すぐ、自転車で、4キロ先の「南風見田(はえみだ)」の浜に向かったのだ!そういえば「しらはえ」などの表現、山口の光でも聞いた。
まあ、梅雨明けに吹く南の季節風・夏を呼ぶ風だよな。こちら、この南風にゆかりなのか?



デジャブな「山羊(ヒージャー)」は道端に寝転んでいた。




曇りで日差しは無い。これが晴れなら空の青を移して、コバルトブルーに輝くのだろう。
透明度は高く・美しい、沖縄ならではの海だ。



天ぷらつまんで・ビール・一泳ぎで・ビールのリフレインは美しい!

が、小一時間泳いで、浜辺で「一輪車(ねこ)」に気がつく?



海にはポツリポツリと人が居たが、良く見ると泳いでないのだ?
盛んに水にてを入れ、何か採っているのだ!



僕の採集をつかさどる脳は、大活躍を始めてしまったのだ。
「何をしてるんですか?」
「もずくとってるのよ」
ふと見ると、ひざ下の水位の水の中に、ポツリポツリとモズクと解る海草が、生えていた。
「20%の塩に漬けておけば、1年はもつよ」「食べるときは、塩戻しをして、さっと茹でてね~」

もうね、ホント、沖縄の人はやさしい・・・・涙・・・・・

F本と僕は、泳ぐのも忘れて、モズク状態になったのだ。



小一時間で2キロか?運び屋はZ氏がつとめ、途中の売店で、塩を購入した。



浜には「ハマダイコン」そして「グンバイヒルガオ」が美しかった。



道すがら、民家の庭には「アリアケカズラ」が南国を語っていた。
沖縄はいい・・・・たまらない・・・・な。



部屋に戻って・シャワー・その後泡盛でまったり過ごした。



時間は6時・・・飲みに繰り出すのは7時。
ホテルから隣接の浜まで、ほんの3・4分。
夕凪の浜に散策だ。

恵みと深い自然・人々の温かさに、頭を垂れたが「反省」のポーズになっちまった。



コーラルの浜辺の岩には、這い蹲るように「野草」がついている。



定刻にはホテルの側に、多分1軒の、居酒屋「あざ はえみ」だ。



居酒屋の天井からは、ヤモリ君が、挨拶してくれていた。




刺身と島ラッキョウだね~




なまり節のトロトロだね~
作りたての「さつまあげ」がたまらないね~




白菜と豚肉の蒸し物?絶品だったね~
なぜか、沖縄で餃子だね~



全く、すぐ、泡盛のボトルは空いちまって、夜も深け行くのだ~~~

第1日終了!

おやすみなさい・・ZZZZZ・・・ZZ


コメント (11)
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