昨日は、30万年ぶりくらいに、泥のように寝た。
朝飯食っって、12時まで寝た。
1時から、たぶん、世界で一番有名なオカリナ奏者のお父さんの告別式に行った。
俺の親父のように、ものすごい酒飲みで、酒で、家族は困ったに違いない人だった。
地続きの、隣んち(隣の家)だったのだ。
三男の末っ子が、そのオカリナ奏者で、僕の1年上だったが、小中高と同じ。
ガキのころから、野原で遊んで、中学校では同じ野球部で、高校のとき、彼から初めてギターを教わった。
その曲は、岡林の「手紙」という曲だった。
喪主の挨拶のあとに、彼のオカリナの演奏が、素敵だった。
やはりプロの音は違う。
のん兵衛の親父は、俺の結婚式に来て、相変わらず因業な親父然としていたが、喜んでくれていたのは忘れられない・・・
まだ、農村に「結い」のかすかな名残が残っていた時代が、俺の紅顔の美少年の頃だ。
オカリナ奏者の4人の兄弟は、皆お世話になった。
俺より年上だから、皆年を取っていたが、懐かしかった。
村・・隣組のような共同体が崩壊して、怪しくなったこの国を考えた。
雨の1日だったから、考えるには最適だったが、考えながら、午後も寝た。
夕方起きてBSの「北の国から・遺言」を見た。
やはり、共同体のドラマであった。
今日は、雨の合間を縫って、百姓をしたい。