館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

六義園の秋はよろしいなぁ。

2010-11-26 06:38:09 | 旅は続く


5代将軍・お犬様の側用人、柳沢吉保の下屋敷にして、その後明治の御には、今トレンディーな、岩崎弥太郎の別邸であった、六義園に行ってきた。

JR駒込駅・南口から、歩いて5分(正門ならな・・・)。



いやはや、お見事な紅葉。

粋(すい)な庭園・大木のたたずまい。震災や東京大空襲の被害を、ほとんど受けなかったと、拝察する。



入園料・一般300円は良い!他に、年間パスポート1200円(65歳以上600円)ってのがあるらしく、しび(日々)の散歩などに、完璧に近いサポートでないか?



時期が良かったようである。
んが、天気は曇天・・・晴なら、もっと絶景だったかな?
でも、さわやかな2時間だったな。



茶屋などもあって、抹茶が戴ける・・・
カルガモがね、人なれして・・・・旨そうであった・・・・



平日につき、人もまばら・・・最高だったな。



こんなところに、住めたら、素敵だろうが、税金や管理費で、1年もモタナイであろう・・(と、下世話な話になる・・・)



ほど良く管理され、植物の周りはフカフカ・・・こんな場所は「きのこ」が当然生えるのだ!
こんな所こそ、生えるのだ!

写真・「ウスキニセショウロ」。トリュフの仲間の様な姿だが、科も属も違う、毒キノコである。



写真・「カイメンタケ」。まあ、見るからに食えん!



この黒いひも状の残滓は多分「ナラタケモドキ」。
初秋のキノコで美味しい・・・ここに周りには、かなり生えていたようである。
残念!



職員の方が、毎朝、遊歩道や散策道を、掃き清め・あるいは、ブロ-ワーモーターで、落ち葉を生垣や、道の外へ飛ばしている。

木々の周りは、うず高い落ち葉の溜まりが出来ている。

ふかふかの、落ち葉溜まり。

葉腐生菌(ヨウフセイキン)というキノコがある。
落ち葉の間に菌床をめぐらし、葉を分解しながら、育つ。
まあ、食通垂涎の、ムラサキシメジなど代表格。

太古の昔から、もし「菌類・キノコ」が無かったら、森は、何十メートルもの落ち葉で埋まってしまうと言う。森の分解者は偉大なのだ。



で、ムラサキシメジが、フェアリーリングを描いていた。
写真・8個のムラサキシメジがあるのだが・・・



美しい・・そして、この時期なので、虫は全く入っていなかった。



ゆっくり出来て、凛としていて、ここはいいわ~

新宿御苑なんぞより、良いな~~



思わぬ、紅葉狩りになった。



翌朝、美味しく、食べた。
ムラサキシメジのお吸い物である。

東京のキノコは、旨かった。
コメント (14)
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