館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

花盛りシスターズ紅葉狩り&玄人きのこ狩り(最終話)

2005-11-02 12:42:21 | 山菜・きのこ・釣り
ツアーは手付かずムキタケを目指して移動。途中でヌメリスギタケ群生を発見!トリュフと僕はかご一杯の収穫に歓喜。シスターズも群生を見つけ、悪魔君を駆使して捕獲していた。手付かずムキタケは今年も健在。さすがこの時期は大きく育ち、最適収穫期であった。この森は雑木が美しい。まったりと黄金色に全身が包まれるこの時期は最高である。
さてツアーは(正確に言えば僕は)シモフリ最大菌床を目指し、Oの森に向かう。ここは天明3年の浅間の爆発で溶岩が流れた先端あたりである。今は1大別荘地である。きのこは適当に人の手が入った、開けた場所のほうが生える。おじいさんが山へしばかりに行った時代は、山が藪に覆われず、マツタケも本シメジの生えたのである。その意味で適度に手が入った別荘はキノコが生え、散歩気分でキノコが取れるのである。但し、家が建てばシロも終わる。シモフリのシロもこのOの森に僕は5箇所持っていたが(かってに)もはや3箇所になっている(2箇所は家が建ち、1箇所は生えなくなったので実質2箇所)。
Oの森到着。何故かシスターズもトリュフも今度は離れない。仕方なく最大の菌床に向かう。(まあこのメンバーではトリュフを省いては、来年同じ場所へは来れないだろう。)トリュフは「だいたい俺がどうして1人でここに来れるんだ!」と叫んでいる。考えてみれば中学生が1人で来ないか?
はたして、シモフリは待っていた。5株20本ほど。写真は撮らない(ずぶぬれボーイズあたりに証拠は残さない)。5年目、新しい菌床はもう少し僕を楽しませてくれるらしい。帰りにムキタケとハナイグチそしてコガネタケのおまけもついた。
帰路は名残惜しかった。来年までここでのきのこは無い。はしりの時期のわくわく感、最盛期の満足感もいい。僕はしかし、この時期、晩秋の落ち葉に中で探す「宝探し」のようなきのこ取りが一番好きだ。1本1本が貴重に思え、ありがたさにたっぷり浸って、1日が終了する。ここ数年同じ場所をなぞっている。来年は行った事の無い、新しい場所を散策したい衝動に駆られ、帰路に着いた。(オ サム)

* 写真はムキタケの木・ムキでダンボになったトリュフ・ヌメリスギタケモドキ・コガネタケ・収穫全景(中央とかごのなかの銀色のきのこがシモフリ。
* トリュフとシスターズSはキノコが霜降り肉模様になっているので、シモフリシメジと呼ぶと思っていたらしい。霜の降る時期に発生するのでシモフリである。トリュフがマスターになるのはまだまだ遠いな。パダワントリュフよ、学びなさい。
* さすがにシスターズも毎年きのこをやっているだけあって、食べられるきのこを採るようになった。こちらはパダワンとは言えないが、精進を積めば良いきのこ士になるだろう。
* さて今回の料理。①定番の煮込みうどん②シモフリのホイル蒸し③シモフリの炊き込みご飯だった。酒は福島の「大七・純米」で堪能とあいなった。さて貴方にシモフリの香りが届いただろうか?


コメント
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