脳の中心部が緩んでとろけ出す夢を見ていた。
何年ぶりかに深く眠ることができているようで、気持ちよい眠りを貪っていたようだ。
ハッとして目覚めた。
最初に口をついて出た言葉が「このままじゃいけない」
昨晩のNHK9時のニュースで目にした西浦博先生の緊迫したお顔が目の前に現れた。
とんでもない状況にあるのだ、と。
一段と危機がました。
医療従事者の方々には、感謝しかない。
私に何ができるのか。
これといって見当たらない。
昨日は、メールを使っていない遠方の知人に電話を入れた。
とても喜ばれた。
今日は、同じくメールを使っていない知人に手紙を書こうと思っている。
その前に、スーパーマーケットが混まないうちに、必要なものを買いに出かけた。
歩きながら思った。
無力だな、と。
次にその言葉を取り消している。
いやいや自分の健康を守ることだけでも積極的に心がけてみよう、と。
次に、家の中でできる野口体操があってよかった、と今朝の体操からもらった気持ちよさを思い出した。
そうだ、今は閉じられている教室の方になんとか体操を届ける手立てを考えよう、とキーボードを打ちながら思っている。