羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

信じる・・・・。

2019年07月06日 10時06分11秒 | Weblog

今年、春の彼岸に、鉢植えの植え替えを行った。

何年もやらなかったために、鉢の底にある水切り穴から根が出て、土に伸び出していた。

そのために鉢の中の土が少なくなっても、生きられたのだった。

特に芯の太い根が、しっかり根付いていた楓を強引に引き抜いて、新しい土で植え替えを行ってしまった。

朝のこと。

その日の夕方前には、葉が萎れ始め、一緒に手伝ってくれた隣家のお兄さんが気づいて、心配していた。

「大丈夫ですよ。植物は思いの外、強いから・・・」

いったものの、自信はなかった。

以前、ここまでではなかった木だったが、水やりと太陽と風を調節するだけで復活する経験から、その言葉が出てきた。

 

さて、3月から4月の間は、日差しと風が強く当たらないところに置いた。

5月に入ってから東の朝の光をたっぷり浴びて、そのまま夕方まで日差しがある場所に移動させた。

その間、水やりは欠かさず。

春だというのに、枯れてきた葉は雨と風にハラハラとちってしまった。

それでも元気のない縮れたままの緑の葉が、枝先に残っていた。

枝は死んではいないことを一本づつ確認して、水やりと日差しを当てることを続けていた。

復活することを信じた。。

 

梅雨に入って長雨が続き、それでも気温が高い日もあった。

雨が続くと水やりを行う必要がないので、様子をみることもしながった。

ところが、雨が上がった日に楓の鉢の様子をみると、しっかり緑の葉が茂っていた。

三年待つ気でいたのが、なんとおよそ3ヶ月で復活してくれていた。

植物は強い。

生命力に感動した。

土、水、光、風・・・・・思わず手を合わせてしまった。

野口三千三先生の名言。

『信じるとは、負けて・参って・任せて.待つ』

そして、地道で適切な行動。

野口先生の“植物に貞く”、とはこういうことだったのか!

死してなお生きておられる。

 

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坐禅 ふたたび 四十三日目

2019年07月06日 09時59分22秒 | Weblog

昨日に続き、今朝も坐ることができた。

しばらく坐れなかった期間に、少々猫背になっていた。

激痛のあった右肩だけでなく、左肩も前に傾いた。

それが結跏趺坐で坐って二日目にして、肩の位置が戻ってくれた。

おかげで本日は、久しぶりに背骨が通ってくれる感じが戻ってきた。

それだけで気分がよろしい。

休憩も継続も大事だ。

無理強いをいしないことも・・・・・。

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