野口体操公式ホームページ「のネット通信」から『藝える』のPDFに入ることができます。
http://www.noguchi-taisou.jp/nonettsushin/nnetp1.html
スクロールすると、文章も読めます。
野口体操公式ホームページ「のネット通信」から『藝える』のPDFに入ることができます。
http://www.noguchi-taisou.jp/nonettsushin/nnetp1.html
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一冊めは、東京藝術大学広報誌『藝エル(うえる)』4
「東京藝術大学のいま、これから。」と副題がついている。
特集「藝大生のための 本特集」の中に『私の一冊 『「学生にすすめたい」「人生を変えた」先生にきく 私の一冊』
さまざまな科の教授・准教授に一冊をあげてもらう企画。
最後に 澤和樹(学長)『原初生命体としての人間』野口三千三 三笠書房 「体を知って 自分を知る」
《藝大生の頃に受けた野口三千三先生の「野口体操」は、最も思い出深い授業です。・・・・・》
近日中に、野口体操公式ホームページにあげたいと思いっている。
二冊目は、藤堂明保『漢字語源辞典』学燈社 昭和40年初版 昭和51年19版
赤い字で《お茶の水女子大学図書館 和書昭和51年》とあり、青い字で「消印」となっている。いつ手放したのかは、わからない。
定価は、9,000円
高円寺西部古書会で見つけて、棚の前を2、3回行ったり来たりして、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、レジへ向かった。
「定価がついていませんが、おいくらでしょうか」
出店してる古書店主に聞いてくれた。
「エッ、500円ですか」
思わず聞き返してしまった。
内容からしても、藤堂さんにお気の毒な気がした。
索引を入れて914ページもあり、英文の概要もある立派な研究・専門書である。
自宅に帰ってページをめくってくと、読まれた形跡が全くない。
勿体無い!
この分野は本格的に取り組む学生がいないのだろうか?
さて、内容は、音韻論を中心とした語源、そして「単語家族」の考えによる研究等、藤堂言語(文字)学の集大成である。
この本を読んで、藤堂明保編『漢和大字典』学習研究社を引くと、字典に書かれている内容が、今までとは全く違ったレベルで理解できるようになる。
実は、野口三千三先生は、どちらかというと白川静文字学を重んじて、漢字の解釈をされていた。
『野口体操 おもさに貞く」は、白川説によって書かれているくらいだ。
しかし、この本に出会ってみると、迂闊だったと気づかされた。
藤堂言語学に真正面から向かい合わなかったことに、反省しきりである。
漢字の学びは、さまざまなアプローチがあって、たった一つの正解があるわけではない。
藤堂学説を学ぼうとしなかったことに自戒の念を抱く。
今からでも遅くはない。
今週、7月13日土曜日の朝日カルチャーのレッスンには、この2冊を持参する予定。
詳しい内容は、その時にさせていただこうと思っている。
またしても邪道!?
50回を数える少し手前で、背筋を伸ばしたまま、肩を上下したり、軽く回したり、首を前後・左右にかたむけてほぐす動作をしてしまった。
なぜか?
じっと座り続けた状態で終えると、右の上腕が痛むからだ。
肩からぶら下げて、動かすことをしないと負担がかかって、痛みが出る。
で、100回を数え終わってからは、「やすらぎの動き」「真の動き」ほか、いくつかの動きをしてほぐしてから、次に移る方が調子が良いことを体験している。
そんなわけで、邪道と言われそうな本日の坐禅もどきでありました。