実は、上腕と上腕の付け根に、体操・夜間睡眠時・日常の思わぬ動き等々で、激痛が走っていました。
少しだけ軽減されてきていますが、しばらくの時間が必要です。
パソコン動作、坐禅で坐った後、電車に30分以上坐って乗った後なども、気持ちの悪い痛みがあります。
軽く腕を振って散歩すること、野口体操の一部の動きは、むしろやっている方が調子がいいようです。
というわけで、しばらくブログ書きもお休みしていました。
レッスンや授業は休まずに続けていますが、行き帰りに背負っているリュックの肩紐の下に厚めに畳んだタオルをあてがったり、それなりの工夫をしています。
そんな中でも楽なのは、読書であります。
今は、昭和19年から20年の終戦直後に関する本を読んでいます。
中でも小説『帰郷』浅田次郎 大佛次郎賞 第四十三回受賞作は、久々に感銘を受けた作品でした。
帯には『戦争によって引き裂かれた男たちの運命。名もなき人々の矜持ある生を描く小説集。』とあります。
若い人にこそ読んでいただきたい。
しばらく、腕をかばって、そっと生きることにします。