世界遺産に認定されている古市古墳群で、最初に参拝した允恭天皇陵の荒廃ぶりにがっかりしながら、近鉄線を跨いで1.5キロほどの位置にある「応神天皇陵」へ向かいます。
「大阪皇陵巡」何と読むのかわかりませんがこの地にある天皇陵の巡礼路です。と言う表示ですかね。
此処でもお馴染みのカラー表示があり、電柱がきっちり邪魔をしています。
応神天皇と皇后である仲姫命陵への参拝道は右と案内してくれています。
やっぱりこうでなくっちゃ・・・。
皇后さまの陵墓は遥拝で勘弁していただきました。
世界遺産の古墳脇迄民家が迫っています。
允恭天皇陵からゆっくり歩いて30分、応神天皇陵前に着きました。
綺麗に整備された植え込みに囲まれて、御陵の表示板があります。
しかしその先に神明鳥居は臨めません。
私は悪者ではありませんが、何故か邪離道を避けて歩を進めました。
着きました。
第15代応神天皇陵、父は第14代仲哀天皇、母は三韓征伐で有名な神功皇后です。
拝所一帯は神武天皇陵とは異なる荘厳さで、背後にある前方後円墳の規模に圧倒されます。
墳丘長は425m、前方部の幅は300m、高さ36mは巨大です。
墳丘の面積では仁徳天皇陵に次いで2番目の大きさ、容積では我が国最大の墳丘です。
戦いの神様である八幡神に比される応神天皇、実在した人物か一部疑問がある天皇ですが、陵墓は壮大の一語に尽きます。
残念ながら空撮写真で見る全景は臨むべくもありません。
第15代応神天皇の御陵印です。
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