天皇陵参道や旧街道に多く見られる川原石を敷き詰めた場所は、濡れると滑りやすいので要注意です。
年寄りにとって、このように苔むした処は尚更です。
世界遺産に指定されている古市古墳群へは、近鉄のこの駅がスタート地点になります。
近鉄電車内からも第19代允恭天皇御陵は見えるのですが、実際に歩きだすと適正な道案内はなく、このような路に入って右往左往してしまいました。
慌てていた為か道路から僅かに奥へ入ったこの標識を見落としていました。
写真右手から歩いてくると、鉄柵に遮られて標識を見落としがちです。
塀の先にあるこんもりとした林を見つけて一安心です。
それにしてもお濠の荒れようはどうしたことでしょう。
雑草も繁茂しており、管理の悪い溜池の様相を呈しています。
それでも正面に回り込めば、やぱり天皇陵でした。
墳丘長227mの前方後円墳ですが、全体的に荒れた感じが否めないのは残念です。
第19代允恭天皇の御陵印です。
父は第16代仁徳天皇、第17代履中天皇・第18代反正天皇の同母弟です。
第20代安康天皇・第21代雄略天皇の父にあたります。
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