もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

三陸鉄道

2021年10月29日 | 鉄印帳

秋田新幹線と在来の田沢湖線が、同じ軌道を走る不思議な光景を間近で見た。

オイラが乗車する在来の田沢湖線は左側の軌道を走る。
対向する線路には秋田新幹線の「こまち」が入線してきた。
一般的にはJRの在来線は狭軌で、新幹線は標準軌と聞いていたが、此処では両方とも標準軌だった。

 

オイラが乗った田沢湖線の列車はこの表示。
後で確認したら標準軌の台車に乗った、在来線用の車両であることが分かった。
納得!

 

18時過ぎ盛岡駅で田沢湖線から山田線に乗り継ぎ宮古駅に向かったが、3駅目の上米内駅に留まったまま一向に動く気配なしとなった。
数分後車掌から、離合する対向車線の列車がクマと衝突して、復旧のめどが立たないとアナウンスがあった。
結果的には40分程度の遅れで、上米内駅から宮古駅まで代行タクシーで移動することになった。
残された乗客はオイラを含めて僅かに3人、夜中に運賃27,000円のタクシーでの大移動だった。
一時は後の計画は変更必至と思われたが、ほぼ予定の時刻に宮古駅に到着出来て、思わずバンザイ!
さすがJR東日本。旧国鉄体質が厳然と残るJR○○だったらどうなっていただろうか?

 

翌朝、気分爽やかに三陸鉄道宮古駅へ行くと、駅は移転しましたの張り紙。
ナントJR宮古駅と同居になっており、社員も一緒になってお客様に対応している。

 

左奥がJR山田線(運行停止中)、お客様がいっぱいの手前が三陸鉄道。
なんてったって三陸鉄道の方がJRの山田線より、運行本数は断然多いのだ。

 

車窓には至る所に真新しい防波堤や水門が見られる。

 

ふっと気が付くとこの駅表示が見られた。
三陸鉄道に乗車するのは3度目だが、初めて目に留まった。
本州最東端の駅ですって…

 

「海の見える海岸がひろがります」の車内アナウンスがあり、この景色が見られた。
震災前はどこでも見られた三陸海岸の美しい光景は、ほとんど防潮堤に遮られてしまったのだ。

 

鉄印帳の背景にある景色は今では本当に貴重な財産となっています。

コメント
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