更に散策道を進むと、またも禅修行を看板にしたお寺の門前へ出た。
先ほど素通りしたお寺と雰囲気が似ているが、それでもと思って覗いてみる。
すると生垣の前、苔むした庭にこの像がお出迎え。
お気に入りの三尊石だ! 臨済宗なので当然「釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩」の釈迦三尊だろう。
続いて「龍奔庭」と名付けられた枯山水が現れる。
白砂で雲の流れを、突き立てた石で龍本体を表すという。
井戸の枠に使われていた石の流用で、ところどころ穴が開いているのが微笑ましい。
隠すことなく廃材の利用を謳い、新しい造りとどこまでも正直なところがうれしい。
ちょっと引いた場所から…
こちらは「十牛之庭」故事を検索してみてください。
そして禅の心:達磨図です。