もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

修学院離宮Ⅲ

2018年07月01日 | 歴史探歩

修学院離宮は「上・中・下離宮」があり、その周囲を水田が囲む長閑な環境にある。

 

下離宮から中離宮へ向かう途次、眼前の通路を横切り畦に向かって歩を進めたら、皇宮警察官に叱られた。
その言葉は「芝生内に立ち入らない様に…」だった。しおらしく「すみません」と謝罪したが…

 

やがて中離宮入り口の門に到着、杮葺、竹垣の簡素なつくりは下離宮と変わらない。

 

どこにでもあるような日本庭園がそこにある。
これは登竜門であろう?鯉魚と思しき石も置かれている。

 

立ち入り禁止場所には「関守石」も存在する。

 

中離宮は光子内親王のために作られた山荘だが、一部を拡張して「門跡:林丘寺」とした。
中央の階段が林丘寺へ続く道だが、現在は閉ざされており、誰も参拝することはできない?

 

中離宮内の建物は「楽只軒(らくしけん)」見た通り、簡素な柱で虫食い跡がいっぱい。

 

振り返ると見たこともない枝振りの松がそこにあった。

 

もちろん比叡山からの流れが、庭園内を横切っている。

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