もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

白山信仰Ⅲ 美濃馬場

2014年09月07日 | 歴史探歩

白山信仰の起こりは「霊峰白山の自然信仰」、人々が山に敬虔な祈りを捧げたのが始まり。

 標高2702メートル白山最高峰の御前ガ峰、一面白銀の世界である。
 白山と言う山は無い、幾つかの連峰からなる峰の通称。

 

 仏教の伝来と共に白山は修験道の道となっていく。
 白山へ修験道を開いたのは越前の僧:泰澄だと伝わる。
 白山修験道として最も人気を博したのが、東海地方からの入り口である此処「美濃馬場」である。

 

 神仏習合の姿がそのまま残されており、天台宗白山長滝寺とも言われる。
 最盛期には30余の堂塔と360坊を誇った。

 

 

 白山長滝神社拝殿、小格子天井で格式を感じさせる佇まい。

 

 白山長滝神社本殿、イザナギ命、イザナミ命、ヒコホホデミ命を祀っている。

 

若宮社家入り口、宮司は現在も天明年間に建てられたこの屋敷に生活されている。
白山長滝神社は木曽義仲が戦勝祈願した場所でもある。
現在の住所は:岐阜県郡上市白鳥町長滝

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