城端線起点の高岡市には前田家二代利長の菩提寺:国宝瑞龍j寺がある。
ここで立ち寄らない選択ははない。
門前にある広大な中庭、綺麗に帚目が残されている。
どっしり重量感のある山門は、まさしく戒律の厳しい禅宗の威厳を感じさせる。
山門から本堂を臨む、本堂の後ろには講堂が置かれており、一直線に伽藍が配置されている。
典型的な禅宗様式の伽藍配置である。
建物も禅宗様式そのもの、桟唐戸、華頭窓、粽などにその特徴がある。
本堂の屋根瓦は鉛製、北陸の厳冬に耐えるためとも、鉛を砲弾に転用するためとも伝えられる。