気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

牛乳を温めるとなぜ膜がはるの?

2010-05-06 | 言葉の意味は


牛乳を温めると、膜がはりますが、なぜ?とも
思わずにいましたが、なぜ出来るのでしょうか・・・・・。

答えが、新聞に出ていました。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

あの膜は、牛乳が含むたんぱく質の一部と、乳脂肪が固まったもの。
膜には、栄養分が集まっています。

牛乳は、たくさんの種類のたんぱく質を含んでいて、温めて40度以上に
なると、たんぱく質のうちで、熱に敏感な成分が、変性し始めます。

変性は、たんぱく質の形が変ること。

形が変ると性質も変わり、今まで牛乳のなかに一様にとけていたのが、
空気との境の面、つまり、液面にたまり始めます。

脂肪分も浮いてきて、たんぱく質が脂肪とともに、膜を作り始めるわけです。
温まると液面から水分がどんどん蒸発して、液面近くの牛乳は、
たんぱく質や脂肪が濃くなっていき、膜はますます発達します。

こうした膜が出来る秘密は、約100年前から、明らかにされている。

膜がどうしても嫌な人は、液面近くの牛乳が濃くならないように、
かき回しながら温めるといいです。

大豆からつくる豆乳も、古くから飲まれてきたけど、
温めると、やはり膜が出来、これが湯葉です。


*** 朝日新聞・DO科学より抜粋にて ***


膜は、なんとなく飲みづらい感じがして、箸でつまんで、
飲まない時もありましたが、集まった栄養分を捨てていたわけです。

これからは、栄養分を捨てないように、飲むことにします。



剪定された、八重桜です・・・歩崎公園にて