気ままな思いを

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綴る雑日記です 

睡眠のメカニズム

2009-08-04 | 医療関係


睡眠は体を休ませるもの、夜遅くまで起きていると、体内時計が
狂うことも意識していて、夜遅くまで起きているのは・・・・・
と思っても、つい夜更かしをしてしまいます。

睡眠のメカニズムを、深く考えたことありませんでしたが、
睡眠は単なる休息ではなく、傷ついた細胞の修復や、心身機能の
維持に、欠かせないもの・・・・・を読み始めて、私は驚きでした。

ご参考になさってください。


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睡眠は脳と体を休ませ、傷んだ細胞を修復し、
元気に活動させる機能を担っています。

よく眠れない状態、つまり不眠が続くと、前日の疲労が残り、
仕事や勉強も進まず、さまざまな心身の不調を招きます。

寝ついてからの3時間に、大量に分泌される成長ホルモンは、大人では
壊れた細胞や古くなった細胞を、新しい細胞に替える役割を担っています。

紫外線に当たると、皮膚の細胞が傷つきますが、皮膚がボロボロに
ならないのは、眠っている間にこのホルモンが、修復してくれるからです。

午前3時ころからコルチゾールというホルモンが、大量に分泌されます。

脂肪やブドウ糖の塊であるグリコーゲンを、エネルギーに変えるホルモンで、
人間は寝ながらにして、「ダイエット」をしているのです。

不眠が続くと、これらのホルモンの働きが不十分となり、
肌荒れや肥満が生じやすくなります。

体は眠りに入ると脳からの指令で、体温を一気に下げます。
体温が下がると、眠気が生じるのです。

体温を下げる働きをしているのが血液で、
血液を循環させることで、皮膚から放熱しています。
手足が温かくなると体温が下がり、すみやかに眠りに入れます。

夜になるとメラトニンというホルモンが、多量に分泌されます。

人を眠らせたり、目覚めさせたりするのに、重要なホルモンで、
午後11時ころにある程度の濃度に達し、睡眠中は
高いレベルを保ち、朝方に下がります。

濃度が上がると眠気が生じて眠り、下がると目が覚めるよう
調節しているのです。

このホルモンの分泌を制御しているのが、脳にある「体内時計」です。

この時計は、25時間周期で働いているのですが、起きて太陽の光を
浴びた瞬間に、24時間に修正されるようになっています。

メラトニンの分泌を適正に保って、快眠を得るには、起きた直後に
太陽の光を浴びることが大切です。


      *** 監修/遠藤 拓郎・医学博士 睡眠医療認定医師
                 「暮らしの風」より抜粋にて ***

  

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