歩くことが、健康に良いことは分かっていても、エスカレーター、
エレベーターなど、つい、便利さに便乗してしまいます。
意識して少し階段を使うことの良さが、書かれていました。
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無理な目標を決めず、日常生活のなかで少し意識して、活動的に
多く歩く。階段を意識して使うことも、その中に含まれる。
同じ時間を歩いても、階段の上がり下がりは、平地に比べると、
倍近い運動量があるという。歩くのは基本的に持久力運動。
これに階段を加えると、「立派な筋力トレーニングになります」
とウオーキング医科学研究所所長で、内科医の泉 嗣彦さん・・・。
ももを引き上げるといった動作で、加齢とともに衰えやすい
太ももの前や腰回りの筋肉が、鍛えられるという。
大事なことは、無理をしないこと。
膝の関節を痛めている人は、特に下りで膝にかかる負担が大きくなる。
痛みが悪化したり、つまずいて転倒したりしてしまう場合もある。
医師と相談をして、取り入れるのがよさそうだ。
「トレーニングを意識し過ぎるとつらくなる。
普段の生活のなかに、できる範囲で取り入れる。
散歩のコースに、階段を加えてみるのもいいですね」
急に階段を使うと、翌日に疲れを残してしまうこともあるので、
注意が必要だ。意識して使った日は、下半身を中心に、
入浴後にストレッチをするといい。
ウオーキングの前にも、ストレッチをして、
筋肉を柔らかくしてからやれば、けがをしにくい。
*** 朝日新聞・元気のひけつより抜粋にて ***
コリウス・ムーンライトです