荻野アンナさんを、TVで見る限りは、ダジャレをよく言う方で、
ユーモアがあり、楽しい方と思っています。
荻野アンナさんの、楽しい記事がありましたので、ご紹介を・・・・・
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* 荻野アンナ教授(慶応義塾大・フランス文学)
研究者であり、芥川賞作家でもあり、課外活動で落語とボクシングを
学ぶ先生は、いわば好奇心の塊。
常に道のものに対して、ダジャレ攻撃を浴びせながら、
果敢にファイテングポーズをとっています。
授業は愛情と機知にあふれており、誰かが「私、人生に後ろ向きで・・・」
と言えば、「じゃあ、後向いたまま、前進すればいいじゃん」、
と軽快なハマ弁が返ります。
驚異的な高速回転頭脳を、お持ちの先生ですが、
一つ弱点がありまして・・・・・。
慶応大では「荻野先生の15分」、
といって授業冒頭の自習時間を指します。
遅刻は、5分のときもあれば、35分のときもありますが、
平均すれば、まさに15分というところなのです。
この間、いったい何をしているのでしょうか。
ご本人にうかがいました。
「授業の直前に、新しいアイデアが、浮ぶことが多いのよね。したがって、
そのアイデアをもとに、まじめに資料を、作っています」。
「15分遅れるより、アイデアは次の授業に、とっておいたらいかがでしょう」
「ワタシ、日本語、ワッカリマセーン」。
先生の場合、謎の外国人に、扮するようです。
肝心の授業はというと、笑いながら頭が鍛えられる、という感じです。
平面だった脳ミソが立体的に組み立てられ、世界の多様性を受け止める
準備体操となります。
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先生の専門は、フランス16世紀の作家ラブレーです。
彼は国王の使いで、イタリアへ赴いた際、旅費を使い切ってしまい、
戻れなくなりました。
しばし考えること15分、国王暗殺をもくろむ輩(やから)に扮すると、
わざと警察に捕まり、重要参考人として、タダでパリまで戻ったといいます。
この逸話から、とっさの機転を表す「ラブレーの15分」、
というフランス語の、表現が生まれたのです。
*** 朝日新聞より・抜粋にて ***
「ラブレーの15分」と「荻野先生の15分」・・・・・。
フランスの作家ラブレーを専門としている、アンナ先生らしさを感じます。
ダジャレを飛ばして、笑いながら頭が鍛えられて、
の授業なんて、楽しそうです。
「という私も、荻野色に染まっています」、とこの記事を書かれた方の
最後の締めくくりでした・・・・・。
楽しく、明るい荻野アンナ先生に、まっ赤なダリアを・・・・・