「インストール」で、史上最年少17才で、「綿矢 りさ」さんが、
第38回文藝賞を受賞する。
「蹴りたい背中」で、史上最年少19才で、第130回芥川賞受賞と、
騒がれた人でもあり、この本は買って読みました。
「インストール」は、郵便局の図書コーナーで、借りてきたものです。
内容は
登校拒否児になった高3の女の子が、マンションの粗大ゴミ置き
場で知りあった12才の男の子と、チャット嬢のバイトをするお話で
ある。
駄目になったと思ったコンピューターを、粗大ゴミ置き場に。
男の子が欲しいというので、「直せるなら・・・」と差し上げる。
男の子は、「インストールし直した、つまり、リセットしただけだった。
ケーブルつなげたら、普通に起動した」と。
コンピューターは、壊れていなかったのである。
男の子から、仕事を紹介される。
コンピューターを使ったアルバイト、一時間1,500円の収入。
チャットという、インターネットのシステムを使って、男の人を文字で
エッチな会話をするのが仕事、チャット嬢のことである。
この男の子も、女の名前で、チャット嬢をしていたのである。
インターネットの中で、性別を偽る人は、「ネカマ」って言うんです
と、少年から教えられる。
「30万です」
僕達が風俗チャットで、働いた分の給料です。
給料もらった時点で、私達の風俗バイトは、終了だということを
知っている・・・・・
「そうだ、親にバレる前に、この現金を品物に代えちゃいませんか」
と男の子。
2,001年に、賞を受賞しているので、6年ほど前に書かれている。
こんなバイトが本当にあるのだろうかと、12才の男の子が、こんな
バイトをしている・・・現実に有るのかもしれない・・・・・。
本によって、知らないこと教えられている、私です。
↑ 大きな鯉たちです。
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ウオーキング~35分=4,200歩