気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「明治まで離婚は普通」・・・と

2007-04-28 | 言葉の意味は


          「離婚を繰返すのは、現代だけの風潮ではない」、と朝日新聞の
         「昔も今も」に書かれていた見出しに、少なからず驚きました。

          江戸時代の武士は、離婚率が高く、再婚を繰り返す者が少なくなか
         った。正確な記録の残る、愛媛県の宇和島藩士32人について、調べ
         てみると、4割が離婚経験者。
          離婚や死別で2度以上結婚した人が6割、3度4度と再婚する者も
         2割いた。離縁される妻も、すぐに再婚している。
         もちろん庶民も、武士と同じか、それ以上に離婚した。

          日本人に「結婚は一生のもの」という観念が定着し、夫婦が容易に
         離婚しなくなったのは、明治末期以後のこと。
         江戸時代から明治前期の日本人は、現代よりも離婚率が高く、結婚
         したうちの約4割が別れていた。

              統計のある国の中では、明治半ばまで日本は、
                 世界最高位の離婚大国であったという。

          明治までの日本人は、結婚を家政婦の一時働きのように、考える
         ふうがあった。離婚は日常で、今ほど大げさに騒がなかった。

               *** 茨城大准教授・磯田 道史 ***


          明治まで、女性は家政婦の如き、扱いにて、女性も嫁に行くという
         よりも一時働きに出る、風潮だったのでしょうか。
          何度も、再婚する者もいたということは、職を変える気持ちくらいで
         女性の人格は、無かったということになってしまいます。
         離婚だけを考えれば、明治時代の女性も、さばけていたのかと思っ
         てしまいますが、実際は、家政婦如きの、悲しい定めだったのではな
         いでしょうか。

                「結婚は一生のもの」・・・。
             また、「女三界に家なし」・・安住の場所がない・・・。
            という女性の悲しみは、昔も今も変わりなくに思えます。

         
    

                  庭のノースポールです

                   寒さに耐えて、花を咲かせています


    
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                      ウオーキング~35分=4,200歩