竹村健一さんの本を読んだのは、初めてでした。
「これから知っておく100項目」の表題の本で、アメリカ裁判のこと
も書かれていました。
裁判システム=「真実」の日本、「取引」の米国のタイトルにて。
アメリカでは、取引して、自白させる・・・裁判システムを実施している
のです。
アメリカの裁判システムには、「包括的刑事免責」というものがあ
る。簡単に言えば、その犯罪に対する自白を行えば、その対価とし
て、その罪に関する減刑が、与えられるというものだ。
日本人は裁判で、「真実」を明らかにしたいという気持ちがある。
だから犯罪者も、自分の行為を素直に話し、それに対して情状酌量
をもらうというのが、一般的なケースだ。
ところがアメリカでは、自分が不利になる行為については、絶対に
話さないという人が多いという。
自白というのは、バカな人間のやることだと思っているのであるが、
これでは裁判がなかなか進まない。
そこで出てきたのが、「包括的刑事免責」というのだ。
犯罪者は、警察が知らない「犯罪の情報」という、“資産”を持って
いる。この“資産”を提供するかわりに、減刑を手に入れるというわ
けだ。
*** 文中より ***
竹村さんは、日本も、裁判をスピーディにするうえでも、アメリカ式
の「取引」の発想を、導入してはどうだろう・・・・と本の中で、述べて
います。
銃のことについても、アメリカでは、銃の発砲事件が多発して、死
傷者も出ています。
アメリカ人の「銃を持っていないと自分の身を守れない」という人が、
60%に及んでいる。
銃を持っていなければ、このような悲惨な事件も起こらないだろうと
思う日本と、アメリカの考えの違いは、銃だけでも、このような差が
出ているわけです。
裁判システムも、国の違い、考え方、と難しいものが沢山あるよう
に思えてなりません・・・と私は感じました。
↑ 庭のチューリップです
左下のブルーは、ミヤコワスレが咲き始めました
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ウオーキング~雨のためお休みしました