萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

通勤手段は歩きに限る

2010年03月17日 | 日々の記録

<歩く時の通勤コース。>

仙台の“止まり木”から勤め先までは2キロとちょっとの距離である。手段はクルマ、自転車、歩きの三通り。所要時間は順に7分、11分、25分といったところか。手段によって道は違う。クルマの場合は車道のみを走っていく(当たり前か)。自転車は基本は車道であるが、狭い道やクルマの通れない所でも走れるので、距離的には近くなる。クルマの交通量の多い道はできるだけ避けている。イメージ的には住宅街を縫うようなコースである。

歩きの場合はさらにクルマが通らない道を選んだ。“止まり木”から勤め先まで丁度いい具合に名取川が流れているので、そこの土手を歩いている。犬の散歩をする人、自転車に乗ってる人がまれにいるが、クルマは通らない。この土手道が全行程の5割強、1km以上ある。時々写真を撮ったりしながら歩く。基本的には会社まで歩いて行こうと思っているのであるが、雪が降ったり、雨が降ったり、風が吹いたりすると、どうしてもクルマに頼ってしまう。

今日は天気も良かったし、昨晩呑み過ぎていたこともあり、歩いた。この頃は酒酔い運転に対する処罰が厳しい。弊社でも酒気帯び運転は厳罰である。0.25mg以上の酒気帯び運転が発覚すれば、一発解雇である。個人差もあるが前の晩に呑み終わってから8時間断たないと酒気帯び運転になる可能性が高いという。午前1時まで呑んでいたら、朝9時までは酒気帯び運転になる可能性が高いのだ。まして、呑み過ぎて頭がボーっとしている状態はダメに決まっている。ということで、トボトボと土手道を歩いて来た。

歩いたら少しは頭も身体もシャキッとするかと思ったが、会社についてもまだボーっとしている。いま検査しても0.25mg以上あるのではないか。完全な酒気帯びだ。だが、椅子に座ってボーっとしている分には安全だ。内の会社は酒気帯びでも、クルマに乗っていない限りはクビにはならない。仕事の為に酒気帯びでも命がけで外回りしている社員と、ただ、椅子に座ってボーっとしている社員とどっちが生産性が高いか。

答えは歴然としているのだが、一発解雇になる可能性が高いのは断然前者の方だ。矛盾を感じるが、それほどクルマというのは危険な乗り物である、ということなのだ。酒気帯びで椅子に座っている奴は居眠りはするかもしれないが、人に危害は与えない(と思う)。クルマの方はちょっと間違えれば、人を殺めてしまう。社会的に見たら、酒気帯びに限らず、ボーっとしている人はクルマの運転という危険な行為はしてはいけないのである。

午後になってようやくシャキッとしてきた。午前中の分も取り替えずぞ!と思ったら、もう夕方だ
コメント (2)
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