日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

二年生にとって、夏休みは総仕上げの時期

2016-07-25 08:08:33 | 日本語学校
曇り、時々晴れ。

いつの間にか、蝉の声が降ってくる中を自転車を走らせている…ような状態になりました。夏ですね、でも、確か、この辺りはまだ梅雨が明けていないはず…。…で、面倒なので、考えるのをやめます。

なるようにしかならないし、またそうであってもいいような気がしているのは、年のせいかもしれません。

あまりに「便利なように」と、そればかりを追求しすぎてしまい、却って自分の首を絞めているような…。それゆえ、前に見えるのは滅びの道一筋であるような…。

恐竜たちが滅んだのは、彼らの責任ではないけれども、人類が滅ぶとしたら、身から出たさびと言われるかもしれませんね。

とはいえ、暑いときにはエアコンを使い、適当に、店でほしいものを買う…、それなりに不足ない生活をしているのですけれども…。

さて、学校です。

「夏休みはいつから」とか、「夏休みはいつまで」とかいった質問が、聞かれなくなって、久しいような気がします。あれは6月の末頃でしたから、アルバイトに関係して聞いていたのでしょう。

それも終わり、そういう意味では最近は静かです。彼らなりの日常にもどっているのかもしれません。

留学生というのは「苦学生」である。特に日本語学校に在籍している頃は、中でも一番辛い期間である。…と、確かに、そう見えるかもしれませんが、学生達はそれでも、それなりに楽しんでいるようです。もちろん、経済的に見れば、大変は大変でしょうが。

「A・Bクラス(Cクラスでも数人)」は夏休みが総仕上げ。専門学校を目指すものは、願書を取りに行ったり、そのときに話を聞いたりせねばなりませんから、夏休みといえど、油断大敵。また戻ってきてから、学校に連絡し、教師がいるときに、願書を書き、また受験指導も受けねばなりませんから、その意味でも忙しい。特に数人の学生は…早めに決まってくれると、私たちの方でもホッとします。

(彼らが合格できそうなところで)私たちが知っているところには限りがありますし、こういう学生に限って、知り人が少ないので、(彼らの)アンテナにも引っかからない…。

人が行ったところへ、同じように「行きたい」と言うのですが、「そこはあなたは無理」というのが伝わらない…。例年、こういう学生が一人か二人、(多いときには五人ほども)出てしまうのですが。最後は「友達に聞きなさい」としか、言えない時もありました。こちらとしても「打つべき手がない…」…場合だってあるのです。

ある程度、話せさえすれば、どこかに行ける…専門学校の中には、「学生が要る」だけの所もあり、彼らとは「もちつもたれつ」の関係でいられるのでしょう。

彼らの国から入れる場合(日本語学校)は、最初は、どういう人が頑張れるかがわかりませんから、間に立っている人を信用するしかないのですが、それでも、何回か経ちますと、この人(間に立っている人)はどういう人なのか、わかってくる部分がありますから、用心しいしい、入れることになります。また、きちんとした学生を出してくれる学校とわかれば、一度に数人入れることもあります。

ただ、勉強しないのがわかっているのに、入れるということはありません、日本語学校では。わからないから、最初は苦労してしまうのです。

けれども、来年卒業する学生は、割といいですね。再来年になったら、またもう少しよくなるかもしれません。日本語がある程度できていないと、専門学校も選べないのです。

どうも、それがわからない学生もいて…今、ちょっと苦労しています。

日々是好日
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